たくましさをつけたブラジルのテクニシャン。ウィリアン・ボルジェス・ダ・シウバ選手とは?

■チェルシー優勝を支えた1人

ブラジル人プレイヤーの魅力といえばその豊富なテクニックから繰り出される華麗なドリブル突破です。過去にはバルセロナで活躍したロナウジーニョ選手や、レアルマドリードなどで活躍したロビーニョ選手など、その時代を象徴するブラジル人テクニシャンはファンにも愛されます。現代でいえばバルセロナのネイマール選手がその象徴で、現在市場価値が最も高い選手と言われています。

そんな現代のブラジル人ドリブラーを代表する1人が昨シーズンイングランド、プレミアリーグ王者に輝いたチェルシーに所属するウィリアン選手です。
ウィリアン選手はチェルシーの厚い選手層の中で、先発出場は少なく途中出場が多かったものの、違いを生み出せる選手としてチームに貢献し、自らの役割を果たしてきました。

今回はチェルシーの2連覇、チャンピオンズリーグ優勝のために重要な役割を担うスーパーサブ、ウィリアン選手についてそのプレースタイルや経歴、プライベートな部分にも注目してご紹介していきます。

■ウィリアン選手のプロフィール

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まずはウィリアン選手の基本的なプロフィールについてご紹介していきます。

・本名:ウィリアン・ボルジェス・ダ・シウバ

・国籍:ブラジル

・出身地:リベイラン・ピレス

・生年月日:1988年8月9日

・身長/体重:174㎝/70kg

・利き足:右足

・ポジション:MF

・現所属チーム:チェルシーFC(イングランド)

・背番号:22

・所属歴:コリンチャンス(ブラジル)→シャフタール(ウクライナ)→アンジ・マハチカラ(ロシア)→チェルシー

・代表歴:ブラジルU-20代表、ブラジル代表

・主な獲得タイトル:プレミアリーグ優勝2回など

■ウィリアン選手のプレースタイル

現代サッカーの変化に伴い、昔のようなドリブル1本のテクニシャンやファンタジスタという人種が求められなくなってきた昨今、ウィリアン選手もその風貌などからドリブラーやテクニシャンというイメージが先行しがちですがサイド、トップ下とあらゆるポジションでプレー出来、チームメイトを活かすこともうまい前線のハイブリッドプレイヤーという印象です。

特筆すべき点はやはりそのボールテクニックでしょう。エラシコやシャペウなど、高レベルな足技を自然と出せる天性のテクニックは必要な時に効果的に繰り出されます。ドリブラータイプの選手はボールを持ちすぎる傾向もありますがウィリアン選手は華麗なドリブルを実用的に使いこなし、チャンスを広げます。

ポジションによってもプレーを使い分けることが可能でサイドハーフの位置にいれば縦に抜け出してのクロスや、中へのカットイン、トップ下の位置周辺では飛び出しやラストパスなどその場に合わせた動きも可能です。

そんな天性のチャンスメイク能力に加え、ゴールを奪う技術もたかく、昨季は途中出場が多い中でも8ゴールを奪っており、これはジエゴ・コスタ選手、アザール選手、ペドロ選手に次ぐチーム4番目の記録でこの数値からも得点力の高さがわかります。

また、プレースキックも非常に素晴らしいものを持っており、チェルシーでも時折フリーキックを担当。大きく曲がる性格なフリーキックで見事なゴールを何度も演出しています。

また攻撃面だけではなくウィリアン選手はしっかりと守備もこなし、中盤はもちろん、前線からのプレッシャーで相手の守備陣に圧力をかけ、味方の守備にも一役買っています。

今シーズンのリーグ戦では30試合以上の出場数の中で実に19試合の途中出場でしたが、疲れも出だした試合途中に素早いドリブルで仕掛け、ゲームを作り自身も点が取れる攻撃の起爆剤のようなウィリアン選手が投入されてかることを考えると、ある意味チェルシーの在籍選手の中では一番怖い存在で、コンテ監督が今季安定して出場機会を与えていたことも納得出来ます。

■ウィリアン選手の経歴

ウィリアンはブラジルの名門コリンチャンスのユースの出身で2005年にトップチームに昇格しています。
その後ウクライナの強豪、シャフタールに移籍し、2011-12シーズンのチャンピオンズリーグではチームをベスト8に導く大活躍を見せ、その評価を高めます。

その後はカメルーンのエトー選手を高額の年俸で獲得するなどロシアの富豪クラブとして当時有名になったアンジ・マハチカラに移籍するも、財政縮小のあおりを受け放出候補となったウィリアン選手はプレミアリーグの強豪クラブの熱視線を浴び、ついに現在所属するビッグクラブ、チェルシーに移籍を果たします。

その後2015-16シーズンには、チェルシーファンが選ぶクラブ最優秀選手に選ばれるなど、そのプレースタイルとキャラクターが愛され、今季で5シーズン目を迎えるチェルシーの顔の一人になっています。

昨シーズンコンテ監督政権に入ってからはスタメンのレギュラー争いでは群を抜くことができなかったものの、途中出場のスーパーサブとしてプレー。
持ち前の仕掛けで相手をかく乱し、すっかりスーパーサブというイメージが付きました。

■ウィリアン選手の市場価値、移籍金は?

そんな実力・人気を兼ね備えたウィリアン選手の市場価値はどうなっているのでしょうか?

ウィリアン選手がブラジルのコリンチャンスからウクライナのシャフタールに移籍した際の移籍金は1900万ドル、日本円にして20億円相当で、この価格の時点でウィリアン選手の評価がかなり高いことがわかります。

その後ロシアのアンジ・マハチカラに移籍した際の移籍金は3500万ユーロ(現在のレートで50億円)。シャフタール、アンジ共に豊富な資金力を持つチームですので一般的な価値とするのは少し難しいところですが、チェルシーに移籍した時点での移籍金も50億円程度の移籍金で加入したウィリアン選手は当時トップクラスの価値を持つ選手でした。

それにしてもこの価格で評価される選手をスーパーサブとして起用するほど、潤沢な資金と選手層を持つチェルシーは本当にすごいクラブですね。

■ウィリアン選手の家族やプライベート、性格は?

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イケメンのブラジル人プレイヤー、ウィリアン選手のプライベートや性格はどうなのでしょうか?

ウィリアン選手は2011年に結婚しておりお相手はバネッサ・マーティンズさんという美人な方です。

ウィリアン選手とバネッサさんの間には、マヌエッラちゃんとヴァレンティナちゃんというかわいい双子の子供さんがいます。

プライベートも充実しているようでうらやましい限りです。

■ウィリアン選手の最新情報、移籍の噂など

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今季はモウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドからの接触の報道もありましたが、昨シーズンのチャンピオンチームに残留を決めたウィリアン選手。

4試合を消化したプレミアで現在3試合に先発出場と、徐々に出場機会が増えています。

昨シーズンはサブでの出場が目立ったウィリアン選手ですが、決して実力がないだけでなく重要な選手としてコンテ監督から信頼を得ていることがわかります。昨季の優勝の要因についてチェルシーは一昨シーズンの成績が悪く、ヨーロッパカップ戦がなかったことにより日程を楽に戦えたことが要因に挙げられています。チームを指揮するコンテ監督にとっては過密日程の中でもチームの強さを証明する、真価の問われるシーズンとなります。

ヨーロッパの制覇も目指すチームにとって、ウィリアン選手の活躍は昨シーズン以上に要求されるでしょうから活躍が期待されます。

また代表においても、ブラジル代表の若手から中心選手へと成長したウィリアン選手。世界最速でワールドカップ本戦への出場を決めた、前回のワールドカップよりも完成されたブラジル代表の中心選手としてトラブルがなければテレビでウィリアン選手の勇姿が見られるでしょう。

見ている人を楽しませつつも実用的なプレーでチームの攻撃に変化をつけるテクニシャン、ブラジル代表のウィリアン選手から今後も目が離せませんね。

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