ドイツ2部でリベンジを誓う日本の怪物。宇佐美貴史選手とは?

■ドイツ2部で代表入りに向けアピールを誓う

鬼門のオーストラリア戦に勝利し、見事にロシアワールドカップへの出場を決めた日本代表。

今回の予選では前回のワールドカップで出場していたおなじみのメンバーから一転、新戦力の台頭が目覚ましく、本戦に向けたポジション争いは今後も加速していきます。

今回の予選を通してポジション争いが激しいのが大迫選手を頂点とするワントップの後ろに控える攻撃的な中盤のセット、または3トップのウィングの位置がだれになるのか?というところでしょう。

久保選手や乾選手、原口選手、浅野選手など、今回の予選で台頭したメンバーと本田選手や岡崎選手などの古参メンバーも加えて誰になるのかも注目ポイントですね。

今回ご紹介する宇佐美選手もこのポジション争いを戦うプレーヤーです。10代のころから怪物と呼ばれ、国内で素晴らしい功績をあげた宇佐美選手は現在ドイツで厳しいポジション争いを戦い、ロシアへの座を狙い奮闘中です。

そんな宇佐美選手についてその経歴やプレースタイル、市場価値やプライベートに注目してご紹介していきたいと思います。

■宇佐美選手のプロフィール

まずは宇佐美選手の基本的なプロフィールからご紹介していきます。

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・本名:宇佐美 貴士

・出身地:京都府長岡京市

・生年月日:1992年5月6日(25歳)

・身長/体重:178㎝/72kg

・利き足:右足

・ポジション:MF、FW

・出身ユース:ガンバ大阪ユース(日本)

・現所属チーム:フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)

・背番号:33

・所属歴:ガンバ大阪(日本)→バイエルン・ミュンヘン(ドイツ・レンタル)→ホッフェンハイム(ドイツ・レンタル)→ガンバ大阪(レンタルバック)→アウクスブルク(ドイツ)→デュッセルドルフ(ドイツ)

・代表歴:U-17~U23日本代表、日本代表

・主な獲得タイトル(チーム):Jリーグディビジョン1、天皇杯、ナビスコカップの3冠(2014)   など

・主な獲得タイトル(個人):Jリーグベストイレブン、優秀選手賞  など

■宇佐美選手のプレースタイル

『ガンバの最高傑作』と呼ばれる宇佐美選手のプレースタイルはどのようなものなのでしょうか。

宇佐美選手を象徴するプレーの一つが、その日本人離れしたドリブルスキルの高さでしょう。天才と呼ばれたテクニックは足元に吸い付くように相手にとられず、それを高いスピードや相手に囲まれた状態でも的確にできる技術はさすがと言わざるを得ません。

それに加えて、その細身の体型からは予測できないほど、フィジカル、特にバランス面に優れています。

また多少の距離が離れた場所でのシュートや、強引にDF陣をこじ開ける仕掛けなど積極的な崩しでチャンスを無理やり作り出せることも宇佐美選手の魅力です。

■宇佐美選手の経歴

宇佐美選手は京都でプレーしていた小学校時代(小学4年生から600ゴール以上を記録)からそのずば抜けた才能に注目されていました。その後宇佐美選手はかねてからファンでもあり、稲本選手や家長選手など日本有数の選手たちを多く育て上げてきたガンバ大阪のユースに入団します。

ガンバのユースでもその才能はだれも止めることができず、将来を約束された存在としてユース時代からサッカー番組などで取り上げられるなど高い注目を浴びます。

『ガンバの最高傑作』とも呼ばれた宇佐美選手は2009年にトップチームに昇格し、17歳の時にトップデビューを果たします。

その才能に国内だけでなく、ヨーロッパの強豪チームにも注目されていた宇佐美選手は19歳の時にドイツブンデスリーガへの移籍を決断します。移籍先はなんと世界有数の強豪クラブのバイエルンでした。

バイエルンでは、オフシーズンなどにその高いドリブルを活かしたプレーで多少のアピールはしたものの、ポジション争いのライバルにミュラー選手がいるなど厳しい状況の中トップチームでの出場は5試合にとどまり、いかに日本最高の才能とはいえ、世界最高峰の選手たちからポジションを奪うことは叶いませんでした。

その後、プレーの舞台を同じドイツのホッフェンハイムへと移し、1シーズンをプレーした宇佐美選手。日本での報道も少なくなり、宇佐美選手の影はこの時一瞬薄くなりました。

しかし、古巣の強豪ガンバ大阪がまさかのJ2落ちを食らうという状況の中、宇佐美選手はガンバに復帰しチームの再建を託されるとこれまでのうっぷんを晴らすような目の覚める活躍を見せます。

シーズン途中から復帰した宇佐美選手は復帰戦であいさつ代わりの2ゴールで活躍を見せるとその後も格の違いを見せつけるように得点を量産、18試合(全42試合)に出場し、19得点を奪う圧巻なパフォーマンスでJ1昇格に大きく貢献、この年に挙げた19得点は全体の得点ランキングでも2位にランクインしました。

J1に昇格した翌シーズンは序盤を怪我で欠場したものの、現在広島に在籍するパトリック選手とコンビを組み得点を量産。

シーズン後半で逆転優勝を果たしたガンバは、その勢いで天皇杯・ナビスコカップの国内3冠をゲットし、前シーズンJ2に在籍していたチームの復権に宇佐美選手は大きく貢献しました。

続く2015年も宇佐美選手の勢いは止まらず、リーグ19得点を獲得し日本屈指の選手として再度ドイツへの挑戦を表明することになりました。

昨シーズン、アウクスブルクでプレーした宇佐美選手ですが、コンディションの問題や、チームとして求められる役割、主に守備面でうまく浸透できず思うような出場数と得点を獲得することはできなかった宇佐美選手。出場機会を求め、今季は2部のデュッセルドルフに新天地を移すことになり、今シーズン開幕を迎えました。
また、代表では若いころから、柴崎選手や宮市選手など『プラチナ世代』と呼ばれる世代別代表で常にエースとしてプレー。

A代表のメンバーや予備登録には選出されるものの、代表戦のデビューは意外に遅く、宇佐美選手は2015年のハリルホジッチ監督が就任してから代表戦初出場を飾っておりウズベキスタン戦で初ゴールを記録しています。

■宇佐美選手の市場価値

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日本を代表する攻撃的プレイヤーとして一時期はバイエルンでのプレーを経験するなど、大器ぶりがうかがえる宇佐美選手ですが、現在の宇佐美選手の市場価値はどのようになっているのでしょうか。

ブンデスリーガの選手の市場価値を伝える、『Transfermarkt』によると、宇佐美選手の市場価値は100万ユーロ(1億3千万円)といわれています。
日本人の市場価値としてドイツで活躍ができなかった宇佐美選手は2017年の市場価値を下げる結果になってしまいました。

ちなみに最も高額な移籍金が発生したのはガンバからバイエルン・ミュンヘンに移籍した際に発生したとされる推定3億円の移籍金です。当時19歳の宇佐美選手のために支払われた移籍金はかなりの高額な金額ですね。

また年俸に関してはピーク時がバイエルンにいたころで8000万円、ガンバで3冠に貢献した際の年俸は7000万円と言われており、この年俸も日本人Jリーガーの中ではトップクラスのものになっています。

■宇佐美選手のプライベートや性格は

宇佐美選手は結婚しており、そのお相手は田井中蘭さん(旧姓)。

宇佐美選手の1歳年上の幼馴染で、モデルや女優さんをしているタレントさんです。
実は中学生時代に付き合っていたお二人、宇佐美選手がガンバに入団したころにヨリを戻し、それ以来仲良く交際していたとのこと。

美人なお嫁さんで非常に仲がよさそうな夫婦ですね。

宇佐美選手の性格は非常にノリのいい性格で、ガンバ時代は同僚の選手達とも非常に仲がよさそうな様子。どちらかというと、いじる側の人間のようでした。

そんな宇佐美選手ですが、サッカーには非常に真剣で、インタビューなどでも常に責任を自分に置き、真摯に取り組んでいる様子が見られます。

ドイツでも絶対に通用する逸材なだけに、デュッセルドルフではぜひその努力が実ってほしいところです!

■宇佐美選手の最新情報

今シーズンから出場機会を求め、同じくドイツの2部のデュッセルドルフでプレーする宇佐美選手。自身初のワールドカップ出場に向け、何とかこのチームでアピールして代表メンバーに残りたいところでしょう。

すでに開幕しているリーグにおいて宇佐美選手は徐々に存在感を示し、今シーズンの初ゴールをすでに記録しています。

挑戦は始まったばかりですが、この調子を継続していれば間違いなく昨シーズン以上の出場機会は確保できるでしょう。

国内での輝かしい成績とは裏腹に、代表戦ではタイミングもありそのポテンシャルを活かしているとはいえないだけにワールドカップまでの親善試合や東アジアカップで結果を出してほしいところです。

今後も日本代表の怪物、宇佐美選手のプレーから目が離せませんね!

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