■チームの顔!期待を一身に背負うストライカー
世界には様々なサッカーチームがあり、そのチームの象徴や顔になるプレーヤーが存在しています。
特に点取り屋のストライカーのポジションには特徴的な選手が多く、ファンの期待を一身に集めるポジションでもあります。
ビッグクラブにはもちろんこの大事なポジションにワールドクラスの選手を揃えますが、「プロビンチャ」と呼ばれる中小クラブにも特徴的で優秀なストライカーがたくさんいます。
最近ワールドサッカーを見始めた人は特に、チームを見るときにストライカーに焦点を当ててみると面白いですよ!
本シリーズははそんなプロビンチャのストライカーたちに焦点を当て紹介していきます。
■今シーズン大ブレイク!大迫選手の頼れる相棒、アントニー・モデスト選手(ケルン)
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今シーズンのブンデスリーガにおいて最も注目を集めているストライカーといえばやはりこの人でしょう。
古豪ケルンでは日本代表の大迫選手と2トップを組むこのフランス人FWはバイエルン・ミュンヘンのレバンドフスキ選手、ドルトムントのオーバメヤン選手という世界トップクラスの選手に混じり現在シーズン12得点を記録し、得点ランキング2位につけています。
今シーズンのケルンの躍進は堅い守備とこの人の活躍があることは言うまでもないでしょう。
今シーズンの活躍で今後はさらにマークが厳しくなること、1位を快走するオーバメヤン選手が規格外の活躍をしているため得点ランキングトップへの道は険しいものになりそうですが、それでも可能性は十分に秘めています。
ケルンで2トップを組む、日本代表の大迫選手とのコンビも抜群で、お互いの長所を活かしあう動きをするツートップは現地でも高い評価を得ています。
モデスト選手の最大の特徴はなんといっても傑出したその身体能力の高さでしょう。
スピード、パワーを併せ持ち、決定力も高いFWは守備をベースにおき、失点数も少ないケルンにとっては貴重な攻撃の槍になります。
それを象徴するのが今季のブンデスリーガ6節のバイエルン戦で決めたボレーシュートです。
一瞬の判断で足を上げピンポイントで合わせる技術は得点感覚と身体能力を併せ持った選手ならではのゴールと言えますね。
今シーズンのブレイクでフランス代表への招集が期待されるところではありますが、先のロシアワールドカップ予選では招集は見送られました。
このクラスの選手が代表にいても試合に出れないレベルにあるフランス代表のアタッカー陣のラインナップは恐ろしいですね。
今後もモデスト選手の活躍に期待です。
■マンチェスターシティの度肝を抜いた新星。ムサ・デンベレ(セルティック)
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スコットランドのセルティックは歴史あるクラブで国内リーグでは圧倒的な実績を出していることから、プロビンチャというにはやや語弊がありますが、ヨーロッパクラスで見るとトップクラスではないので入れさせていただきました。
この人も今シーズン世界中を驚かせたストライカーのストライカーでしょう。
セルティックに所属するデンベレ選手は若干20歳の新星ストライカーですが、その実力は疑いようもなく、将来ビッグクラブでプレーする可能性が非常に高い選手です。
先のモデスト選手と同様にフランス人ストライカーのデンベレ選手は、名門パリ・サンジェルマンのユースで育ったエリートです。
プロとしてのキャリアを始めた、フラムでの活躍が認められ名門セルティックで10番を背負う期待がかけられています。
各年代の代表にも選出されており、将来的にはフランス代表のエースとして活躍する可能性もある大器です。
そんな若きフランス人FWが注目されたのはなんといっても今年のチャンピオンズリーグのマンチェスターシティ戦でしょう。
聖地セルティック・パーク(セルティックのホームスタジアム)にスター軍団を迎えた一戦。
格上のシティ相手に2ゴールを決めてみせ、3-3の引き分けに持ち込む仕事をやってのけ、一躍注目されました。
今冬~来夏の移籍市場では名前も挙がってくる可能性は十分にありますね。
相当な移籍金がつきそうです。
いかがだったでしょうか、今後も中小チームの見どころを紹介していきたいと思います。