ブンデスリーガ最高額の価値を持つ、レヴァンドフスキ選手とは?

◾かつての得点王は覇権奪還なるか?

昨季のブンデスリーガで話題となったことの一つがリーグの得点王争いでした。その得点王をシーズン前から争うであろうとされていたのがバイエルンミュンヘンに所属するポーランド代表、ロベルト・レヴァンドフスキ選手と香川選手の所属するボルシア・ドルトムントに所属するガボン代表のピエール・エメリク・オーバメヤン選手。

シーズンは大方の予想通り、この2人の得点王候補が最後まで争う形になりました。最終節までもつれこんだ勝負はオーバメヤン選手に軍配。かつての得点王でもあるレヴァンドフスキ選手としては悔しい結果になりました。今回は来季も得点王の最有力候補として注目のレヴァンドフスキ選手に焦点をあて、そのプレースタイルや経歴、市場価値などをご紹介していきます。

◾レヴァンドフスキ選手のプロフィール

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まずはレヴァンドフスキ選手の基本的なプロフィールからご紹介していきます。

・本名:ロベルト・レヴァンドフスキ

・国籍:ポーランド

・出身地:ワルシャワ

・身長/体重:185㎝/79㎏

・生年月日:1988年8月21日(28歳)

・利き足:右足

・ポジション:FW

・現所属:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

・背番号:9

・所属歴:ズニチュ・プルシュクフ(ポーランド)→レフ・ポズナン(ポーランド)→ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

・代表歴:ポーランドU21代表、ポーランド代表

・主な獲得タイトル:エクストラクラサ(ポーランド1部)得点王、ブンデスリーガ得点王(2回 2013-14、2015-16)

◾レヴァンドフスキ選手の経歴

レヴァンドフスキ選手は地元ポーランドの3部リーグからそのキャリアを始め、2部、1部と在籍したチームでは全て優勝と得点王をとるというステップを踏みながら、その活躍が認められドイツの名門、ドルトムントに移籍を果たします。

移籍当初は強力なライバルの存在もあり、安定した出場機会を得ることはできませんでしたが着実に得点を重ね、ついにはレギュラーとして定着。

ドルトムントの黄金期とも言える(香川選手も活躍した時代)リーグ2連覇に貢献しました。またドルトムントで過ごした最後のシーズンとなった2013-14シーズンでは、得点王にも輝きました。

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得点王の記録を引っ提げ、レヴァンドフスキ選手はドルトムントのライバルクラブでもある、バイエルン・ミュンヘンへ移籍を決定。
ここでのちに語り継がれる、ヴォルフスブルクとの1戦で途中出場から9分間で5得点を記録し、1試合の最多得点記録だけでなく、最速のでのハットトリック、4点目、5点目の記録を塗り替える偉業を果たしました。

バイエルンに所属して2シーズン目の2015-16シーズンではリーグ30得点を挙げ得点王に輝き、絶対王者の点取り屋として確固たる地位を獲得しました。

そして昨季、通算3回目、2年連続得点王がかかったシーズンになり、オーバメヤン選手と熾烈な得点王争いを繰り広げましたが、惜しくも最終節でひっくり返されてしまい2位。
悔しい結果となりました。

◾レヴァンドフスキ選手のプレースタイル

レヴァンドフスキ選手のプレースタイルは一言で言うと『決定力の非常に高いクラシックなセンターフォワード』という表現がいいのではないでしょうか。

プレーのユーティリティが非常に高く、まさになんでもできるCFです。シュート精度とシュート力・タイミングを持ち合わせていることは、もちろん、体格の良さからもわかるようにフィジカルが強く、当たり負けしないことはもちろん空中戦にも強いというクラシックなプレーはもちろん、派手さはないものも確実で柔軟なテクニックを持ちポストプレーもハイレベルでこなし、ロッベン選手など他の高いレベルの選手達のゴールを演出することができます。

個人的にはレヴァンドフスキ選手の武器はそのゴール前での動き、ゴールをとるために最も適切な動きをすることができるゴールの嗅覚が最大の武器であるような気がします。(賛否あるかもしれませんが)

オーバメヤン選手の武器である守備陣を切り裂くような驚異的なスピードこそないですが、レヴァンドフスキ選手は絶妙なタイミングでの飛び出しとポジショニングで相手よりも早く理想のポジションにつきゴールを脅かすスキルを持っています。

このあたりの能力がチャンスメイクをしながらも大量得点をキープし、ブンデスリーガで得点王にも輝いている所以と言えるでしょう。

レヴァンドフスキ選手のハイライトで最も印象に残るのは、ブンデスリーガのヴォルフスブルク戦であげた5ゴールでしょう。
この日途中出場したレヴァンドフスキ選手はわずか9分間で5ゴールをあげ、それまで拮抗していた試合を一瞬で決めてしまったのです。

この9分間のゴールも泥臭いゴールから華麗なゴールまで様々な形からのゴールで特に5点目のボレーシュートは美しく、クロスに対してピンポイントでボールを合わせることができる、技術と身体能力の高さを示すビューティフルゴールでした。
多少の役割・プレースタイルの異なりはありますが、ここまでオールラウンドな活躍ができるCFということでレアルマドリードに所属するベンゼマ選手のような立ち位置の選手といえます。

レアルマドリードのジダン監督がモラタ選手でなく、ベンゼマ選手を選んだようにバイエルンのアンチェロッティ監督にとってもレヴァンドフスキ選手は決して代えのきかない選手といえます。

◾レヴァンドフスキ選手の市場価値

結論から言うとレヴァンドフスキ選手は現在ブンデスリーガで最も市場価値の高い選手と言われています。

毎年ブンデスリーガ内の市場価値を紹介するドイツのサイトtransfermarkt.deではレヴァンドフスキ選手の市場評価額は約8000万ユーロ、現在の日本円にして実に103億円とされています。2位は今季得点王のオーバメヤン選手の6500万ユーロと大きく引き離しており、どのチーム、選手との共存も可能であろうレヴァンドフスキ選手の価値がいかに高いものかを示す数値といえますね。

またバイエルンと契約を延長した場合、その年俸はおよそ17億円と言われており、この年俸はトップクラスのもので同僚のトーマス・ミュラー選手と同レベルと言われています。

◾レヴァンドフスキ選手のプライベートは?

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レヴァンドフスキ選手は既にアナさんという方と結婚されています。このアナさんも有名で空手家といあ経歴の持ち主。また栄養学の専門家ということで本も4冊出版されているとのこと。当然レヴァンドフスキ選手本人も奥様の影響を存分に受けており、普段からとる食事も奥様のアドバイスをもとにとっているとのこと。美人で自身の体調管理としてくれるという幸せ者なんですね。

また、レヴァンドフスキ選手はSNSでの発言に注目されることも多く、昨季のシーズン開幕から得点王候補のオーバメヤン選手とのツイッターでの争いも注目されており、冷静なプレーとは裏腹にネット上で熱くなる一面も見られました。(オーバメヤン選手の性格もあると思いますが…)

SNSだけでなくどうもレヴァンドフスキ選手は本心を口に出してしまうタイプのようで昨季得点王になり損ねた時、チャンスが少なかったとチームメイトや監督を批判するような発言をしたことが話題となったり、古巣であるドルトムントの批判をしたと報道されたりと発言が注目される傾向があります。

◾レヴァンドフスキ選手の最新情報

一時は昨季の得点王を逃した原因として、指揮官のアンチェロッティ監督やチームメイトを批判するコメントをしてしまうなど、圧倒的な実力をもつストライカーとしては少し残念な振る舞いもあり話題になったレヴァンドフスキ選手でしたが、移籍の噂は一時的なもので代理人や本人の最近のコメントから、現在はチームへの残留が濃厚なようです。

バイエルンは今年も積極的な補強を敢行し、攻撃陣にはレアルマドリードからブラジルワールドカップのスーパースター、ハメス・ロドリゲス選手を獲得しておりレヴァンドフスキ選手と同じく今のバイエルンの象徴の1人といえるミュラー選手との共存が話題となっていますが、センターフォワードとして確固たる存在になっているレヴァンドフスキ選手はまさに『オンリーワン』な存在で来季もレギュラーとしてスタートすることが予想されます。

今季も得点王を争うであろうオーバメヤン選手も噂されていたパリ・サンジェルマンやチェルシー、ミランへの移籍話も鎮静し、ドルトムントでのプレーが予想されます。(移籍期間はまだ1か月近くあるのでわかりませんが)

今季ヨーロッパの強豪が集まるインターナショナルチャンピオンズカップではまだその圧倒的な存在感は示せてはいませんが、昨季得点王を逃したことにあからさまな悔しさを滲ませていたレヴァンドフスキ選手。得点王にかける思いは並々ならぬものでしょう。パワーアップしたバイエルンの豪華攻撃陣のフィニッシャーとして、ポーランドの点取り屋から今後も目が離せませんね。

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