アメリカ代表の将来のスター候補、プリシッチ選手とは?

■ドルトムントの主力に成長したアメリカ代表の若手プレイヤー

現在まだ序盤戦とはいえ、絶対王者バイエルン・ミュンヘンを抑えブンデスリーガの首位に立つ、日本代表の香川真司選手の所属するドルトムント。そのドルトムントで活躍するアメリカ代表の期待の星がプリシッチ選手です。

17歳にして前監督のクロップ氏やトゥヘル氏にその才能を認められブンデスリーガデビューしたプリシッチは当時から香川選手のライバルと目されるプレーを見せ、19歳にして世界的名門のレギュラーとしてプレーしている怪物です。

そんなプリシッチ選手はアメリカ代表でも昨年にデビューしゴールを量産、国の中心選手として活躍していましたが先日のワールドカップ予選に敗れ惜しくも本大会の出場を逃してしまいました。

今回はそんなプリシッチ選手についてその経歴やプレースタイル、市場価値やプライベートにまで注目しご紹介していきます。

■プリシッチ選手のプロフィール

まずはプリシッチ選手の基本的なプロフィールからご紹介していきます。

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・本名:クリスチャン・プリシッチ

・国籍:アメリカ、クロアチア

・出身地:ハーシー

・生年月日:1998年9月18日(19歳)

・身長/体重:173㎝/63kg

・利き足:右足

・ポジション:MF、WG

・出身ユース:PA classics(アメリカ)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)

・現所属チーム:ボルシア・ドルトムント

・背番号:22

・代表歴:アメリカU-15~U17代表、アメリカ代表

・主な獲得タイトル(チーム):DFBポカール

■プリシッチ選手の経歴

クロアチアにルーツを持つプリシッチ選手はアメリカのペンシルバニア州で生まれ、少年期からチェルシーやバルサなどの有名チームの練習に参加する才能ある若手として注目されていましたが、結果2015年にドルトムントのU-17ユースにスカウトされて入団しました。

入団当時監督をしていたクロップ監督(現在リバプール監督)も絶賛する16歳だったプリシッチ選手は入団からU-17世代のドイツリーグの王者獲得に大きく貢献すると半年後に上の組織のU-19に昇格、その後は昨年までチームを率いていた戦略家で知られるトーマス・トゥヘル監督にその実力を見初められトップチームに合流、その後すぐにブンデスリーガにデビューととんとん拍子で17歳でのトップリーグへのデビューを果たしました。

15歳の時点でアメリカのU-17代表でプレーするなど、飛び級の活躍を見せていたプリシッチ選手は昨年2016年にA代表デビューし、すぐさまレギュラーとして定着。

すでにアメリカ代表でも中心選手としてプレーしているプリシッチ選手は代表監督も「世界有数の選手になる素質を秘めている」とプリシッチ選手の才能を称賛。

アメリカ代表ではすでにA代表20試合に出場し、9ゴールを獲得する素晴らしい活躍を収めており、今回のロシアワールドカップへの出場権は獲得できなかったものの、今後何のトラブルも泣ければカタールからの3大会出場することも十分に可能なアメリカ代表の宝として期待を集めています。

■プリシッチ選手のプレースタイル

香川選手の後継者とも言われ、トップチーム合流後から香川選手とポジション争いをした実力を持つプリシッチ選手のプレーの魅力はどこにあるのでしょうか。

トップ下のポジションを得意とするプリシッチ選手ですが、特に攻撃面のスキルに優れており、スピードと敏捷性があります。

派手なフェイントやボールテクニックはありませんが非常に質の高いファーストタッチから懐の深いターンとその高いスピードのままボールを適切に扱えるため、一度縦に抜けてしまえばDFはプリシッチ選手を捕まえるのが困難になります。

チャンスメイク能力にも優れており、前線のオーバメヤン選手へのラストパスや状況によって左右にパスを散らすこともできるなど、ドルトムントでは中盤から前線への仕掛けの場面で多くのチャンスを演出してきました。

香川選手とは素早い動きや狭いスペースでもボールをキープしラストパスへつなげられる動きや味方にボールを預け、2列目から最前列まで一気に飛び出していく動きの質などは似ていますが、より縦への動きの速い点で言うとその点で香川選手とは少しプレースタイルに違いが生じているように思われます。

■プリシッチ選手の市場価値

19歳にしてリバプールなどのビッグクラブから狙われていると噂されるほどの実力をすでに身に着けているプリシッチ選手の市場価値とはどのくらいのものなのでしょうか。

プリシッチ選手がリバプールから受けたオファーは1200万ユーロ(15億円相当)と言われています。同じく10代のムバッペ選手がとんでもない金額を動かしそうなこともあり、インパクトのない数字のように聞こえますが、10代の海外選手の中ではトップ10に入る市場価値でその評価は素晴らしいものと言えます。

現段階ではドルトムントとの契約を延長したプリシッチ選手。現在持っている素晴らしいサッカー選手に加え、一流のトレーニングのもとフィジカルの面が今後もっと充実してくるでしょうから、このまま活躍を続けば、アメリカ代表監督の言うように世界有数の攻撃的MFに成長し、ビッグクラブに何倍もの移籍金で移籍してもなんらおかしくはありません。

■プリシッチ選手のプライベートや性格は?

現在プリシッチ選手の彼女の存在など、プライベートの情報はあまり出回っていませんがプリシッチ選手はドルトムントに加入した際に父親と一緒にドイツに出てきており、ドルトムントから経験を積むために他のクラブにレンタル移籍するのでは?と噂された際は「クリスチャンはクラブを去ることに興味を持っていない」「昨季は良い半年間を過ごし、これからも競争に挑むつもりだ」とコメントしており、10代でヨーロッパのビッグクラブでプレーする息子をアシストしています。

また日本代表のエースでプリシッチ選手のライバルとも言われた香川選手との関係性も気になるところですが、雑誌の取材では香川選手とも仲のいいことをアピールしています。

気になる性格に関して客観的なコメントは見当たりませんでしたが、チームの公式インタビューでは外国人であるプリシッチ選手がチーム内でハイスピードの成功を収めた要因について

「チームメートのことをよく知り、ピッチ外でも一緒に過ごすようにすることじゃないかな。もちろん、ピッチでいいプレーを見せることも大事だけど、とにかくいい人間関係を作ることが大事だと思う。チームメートをよく知り、そこになじむことができれば、どこの国の出身かは関係ない。チームは一つ、目標も一つ、皆でそれを追いかけていくだけさ。」

とコメント。また海外から来た選手がドイツ国内で成功する要因として

「その国の言葉をなるべく早く学ぶこと。それが僕からのアドバイスだね。僕もドルトムントに来た時は毎日ドイツ語を勉強した」

とコメント。ドイツ語も自宅でかなり勉強しているようでこのインタビューからプリシッチ選手が人間性を大事にしていること。またサッカーの環境に慣れるためドイツ語をマスターしようする努力家でまじめな一面が見えてきますね。

■プリシッチ選手の最新情報、ワールドカップでの活躍は?

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1994年のワールドカップで開催国として初出場を経験してから北中米カリブ海の強豪チームとして6大会連続でワールドカップに出場してきたアメリカ代表でしたが、先日行われたトリニダード・トバゴ戦まさかの格下に敗北し、ロシアワールドカップへの切符を逃してしまいました。

プリシッチ選手はこの試合も10番を背負い奮闘したものの、キャリアで初めてとも言える大きな挫折を味わうことになりました。

香川選手のライバルのプレーを本大会でも見たかった思いはありますが、この経験をクラブで活かし次回のワールドカップで更なる怪物に進化した天才のプレーを見てみたいものです。

そんな代表での苦い思いとは裏腹にプリシッチ選手の所属するドルトムントは絶好調。現在リーグ序盤、わずかの差ながらバイエルンを抑え首位に立っています。

プリシッチ選手は現在途中出場を含めて全8試合に出場し、2ゴールを奪う活躍を見せており順調なスタートダッシュの立役者の一人としていいパフォーマンスを見せています。
(最近は失速中でバイエルン、ライプツィヒに続く3位に落ち着いていますが・・・)

今後更なる本格化が予想される若きアメリカのエースがより偉大な選手に成長していく姿が今から楽しみですね。今後もプリシッチ選手のプレーから目が離せません。

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