ミラノの名門2クラブに現れた明暗。「再起の黒」と「衰退の赤」

●変化したセリエAの戦力図。ミラノの2代クラブの衰退。

315″ src=”2016/08/25069758.jpeg” “みら66” =”800″ =”450″ /> 316″ src=”2016/08/image-84041″ “image-84041″ =”799″ =”599″ />

かつてのセリエAは現在の1強ではありませんでした。

優勝争いは様々なクラブで争われ、特に注目はミラノの2クラブ、赤と黒の縦縞ACミランと、青と黒の縦縞インテル、それにユベントス、ローマ、ラツィオ、フィオレンティーナなど…

少なくとも筆者がサッカーに興味を持ち出して約30年間、多少の浮き沈みはあっても世界のトップ争いからここまで脱落してしまう期間はありませんでした。

そんな2クラブが不調に陥っている根本の原因はFFPといういわば、「赤字を出したまま無理な経営をしてはいけない。」という決まりです。

その影響でミランやインテルは多くの給料を得ている選手を放出せざるを得ませんでした。

そんな状況の中、昨シーズンの順位と今夏の移籍市場で復活への明暗が分かれている赤と黒のチーム。

今回はその2つのチームの今シーズンについて考察していきます。

●アッレグリも警戒。地道な補強でCL戦線へ勝負をかけるインテル。目標はCL出場。

絶対王者アッレグリは「今シーズンのライバルは?」という問いに「インテル、ローマ、ナポリ」と答えました。

309″ src=”2016/08/DDD0122” “all1″ =”3543″ =”2362″ />

FFPの影響から主力選手を放出し、若手世代への変革を図ってから数シーズン。

徐々にチームとして一定の成熟を遂げ、一昨シーズンの8位から今シーズンはヨーロッパリーグ出場権を獲得した5位インテルが勝負のシーズンを迎えます。

今季からインテルのオーナーは蘇寧電器という中国のグループが筆頭株主となり、懸念されていた資金力は回復の望みが見られます。

ミラン同様FFPの制約はいまだにある中、青と黒の縦縞は効果的な移籍を実現させました。

チームのエース、アルゼンチン代表のイカルディ選手の引き止めの成功がかないそうなことが一番のポジティブな結果に続き、補強ではセビージャのゲームメーカー、バネガ選手を獲得。

310″ src=”2016/08/Cm5pLd_VUAAwxgr” “bane1″ =”694″ =”417” />

司令塔不足のチームだったインテルは何とか攻撃のタレントを各ポジションに揃えることがかないました。

またラツィオからベテランの実力派ウィング、カンドレーバ選手を迎えさらに前線を強化しCL出場権獲得に向け確実にステップアップを遂げました。

注目の選手は何といってもエースストライカー、イカルディ選手。

昨シーズンはゴールを量産、頼れる9番タイプで非常に高い決定力を持っています。

またボールキープもでき、ポストプレイも計算できる選手です。

今シーズンはヨーロッパリーグとの2足の草鞋を履くためイカルディ選手の活躍で昨シーズンのようなシーズン終盤の失速が今年のように起こらないようにマネジメントすることが重要でしょう。

●もはやアッレグリにとってライバルではない。名門ミランの憂鬱

インテル同様にアジアマネーの流入(クラブ身売り)が決まりそうなミラン。

313″ src=”2016/08/1360072_heroa” “miran4″ =”704″ =”488” />

一昨年の10位につぎ、今季も7位という成績に終わり、名門の威厳はすっかりとなくなってしまった本田圭佑選手が所属するミラン。

今夏は移籍市場においてそのお金を投入することはできませんが、それにしても補強はお粗末なものになりました。

今シーズンアッレグリ監督の口からライバルの名前にミランは上がっていません。

エースの得点源、バッカ選手の残留がほぼ決定しそうなことと、課題だったDFパラグアイ代表ゴメス選手のはチームにとっては珍しく明るいニュースですが・・・。

今夏補強した選手が昨シーズンセリエBの得点王ラパドゥーラ選手と左サイドバックのバンジョーニ選手のみで両選手と戦力として未知数。

今季は監督としての手腕を期待されるモンテッラ監督のもと来シーズンのチーム再起のきっかけを作るためにいかに負けないサッカーを展開するかが課題になってきそうです。

また安定しないチーム情勢のなか、名門の10番を背負う本田選手がスソ選手とのレギュラー争いを勝ち抜き、復活の原動力となれるか注目です。

●昨シーズンに続くインテルの優勢なるか

現状のチームの出来には大きな差があるといってもいいでしょう。

ミランが昨シーズンのような試合ぶりを見せるなら、年々レベルアップしているセリエAでのヨーロッパリーグ出場権獲得は難しいでしょう。

チームの出来は日本人選手の明暗も分けています。

昨シーズンの活躍により評価を高めサイドバック争いの上位にいる長友選手、一方ポジション獲得に向けて厳しい戦いになりそうな本田選手。

間接的な日本人対決も今シーズン要注目です。

312″ src=”2016/08/maxresdefault” “naga1″ =”878″ =”657″ />

311″ src=”2016/08/E69CACE794B0E3839FE383A9E383B32014E4B88AE59091E3818F” “honda4477″ =”681″ =”485” />

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする