ナポリを救ったベルギーの点取り屋、メルテンス選手とは!?

■満身創痍のナポリを救った救世主

昨季セリエAにおいて、エースの移籍やその代役の大きなけがで苦しんだナポリでしたが、結果的にはセリエA3位につけ今シーズンもチャンピオンズリーグの出場権を獲得するある意小さなサプライズを起こしました。その功績に大きく貢献したのが今回ご紹介していくベルギー代表のドリース・メルテンス選手です。

メルテンス選手はサイドアタッカーとして以前から実力あるプレーヤーとして所属していましたが、インシーニェ選手という強力なライバルがいたことにより、出場機会が限られていた選手ですが、点取り屋の位置で再度見せ場を作り、得点王争いを演じ、その年のベルギー最優秀選手賞になるまでの活躍を見せました。

今回はそんなメルテンス選手についてその経歴やプレースタイル、プライベートや市場価値に注目しご紹介していきたいと思います。

■メルテンス選手のプロフィール

まずはメルテンス選手の基本的なプロフィールからご紹介していきましょう。

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・本名:ドリース・メルテンス

・国籍:ベルギー

・出身地:ルーヴェン

・生年月日:1987年5月6日(30歳)

・身長/体重:169cm/64kg

・利き足:右足

・ポジション:FW(WG、CF)

・出身ユース:アンデルレヒト(ベルギー)→KAAヘント(ベルギー)

・現所属チーム:SSCナポリ

・背番号:14

・所属歴:ヘント→エンドラハト・アールスト(ベルギー)→AGOVV(オランダ)→ユトレヒト(オランダ)→PSV(オランダ)→ナポリ(イタリア)

・主な獲得タイトル(チーム):コッパ・イタリア など

・主な獲得タイトル(個人):ベルギー年間最優秀選手賞(2016)

・代表歴:ベルギーU-17代表、ベルギー代表

■メルテンス選手の経歴

大きく目立つ事はないものの、ベルギーやオランダで地道に実績を出し、昨季は並み居る優秀な選手の中で、ベルギー最優秀選手賞を獲得するまでに上り詰めたメルテンス選手ですが、10代のころは所属するアンデルレヒトのユースチームにあがる事が出来ないなどの挫折も味わっています。

ヘントのユースからトップチームに昇格したメルテンス選手は地道な活躍を続け、オランダの2部リーグに所属していたAGOVVに完全移籍します。メルテンス選手はAGOVVでキャプテンに就任するなど2部リーグを戦う重要な選手として活躍、その活躍を認められ、1部リーグのユトレヒトへの移籍を果たします。

ユトレヒトでのプレーを経て、ついにメルテンス選手はその評価を高く上げるきっかけとなったオランダの名門、PSVアイントフォーヘンに移籍。
アイントフォーヘンでも重要な役割として定着し、シーズン62試合で37得点を挙げるなど、決定力の高さも披露しついに2013年、昨季大ブレイクの場となるSSCナポリへの移籍を発表しました。

ナポリでのデビューイヤーはリーグ11得点を挙げるすばらしい活躍を見せました。

しかし、カジェホン選手とインシーニェ選手の強力サイドアタッカーと当時セリエA史上最高得点をたたき出したイグアイン選手が大活躍した2015-16シーズンは先発での出場機会が激減しわずか6試合のみに。

そんなメルテンス選手に転機が訪れたのが昨季2016-17シーズン。

シーズン前の移籍市場でエースのイグアイン選手がユベントスへ移籍するとエースストライカーを失ったナポリはポーランド代表のミリク選手を獲得、移籍当初から得点を挙げ活躍を見せていたミリク選手を獲得できたことにより、CF問題は解決したように見えましたがそのミリク選手がシーズン復帰が絶望となる大けがを負ってしまい、再びチームはストライカー不足へ。

そこから代役がチーム内にはおらず、苦戦していたナポリですが途中出場ながらコンスタントにゴールを挙げていたメルテンスが偽9番としてCFにコンバートされると状況が一転。そこからゴールラッシュを続け28得点を獲得、得点ランキングでも2位に輝いたメルテンス選手の活躍もあり、チームは2016-17シーズン苦しみながらも3位をキープし、チャンピオンズリーグへの出場権を獲得。

メルテンス選手も目覚ましい活躍が評価され、タレントが豊富なベルギーの中でも最優秀選手賞に選ばれるなど大きく飛躍した年となりました。

■メルテンス選手のプレースタイル

元々PSV在籍時代はサイドを主戦場とするプレーヤーとして有名だったメルテンス選手でしたが、ナポリに移籍しセンターフォワードへのコンバートによりサイドでの経験を活かしつつ『偽9番』というポジションでフィットしたメルテンス選手のプレースタイルとはどの様なものなのでしょうか。

・本職のサイドプレーヤーとして、俊敏性を生かしたドリブルと裏への抜け出し

169cmという小柄な身長から想像できるようにメルテンス選手は高い足元の技術力とその技術と俊敏性を活かし、相手DF陣を切り裂くようなドリブルを武器にしています。また裏への抜け出しも秀逸でタイミングよく相手の裏のスペースをつき、チャンスを演出する事ができます。

またキック精度も高く前線や中のスペースに効果的なパスを送る事の出来る俊敏なテクニシャンといった印象です。

そのプレースタイルはナポリで同僚のイタリア代表、インシーニェ選手と非常に似た選手といわれており、実際にセンターフォワードに起用されるまではおもにバックアッパーとして途中出場が多かったです。

・センターフォワード(偽9番)として開花。得点ランキング上位に位置する高い決定力

昨季でチームを救う活躍を見せたメルテンス選手はシーズン途中でセンターフォワードにコンバートされており、それからは高い得点力を発揮し結果的には得点ランキング2位にまで上り詰めています。

サイドで培った裏への抜け出しやドリブルでの突破を活かしつつ、高いシュート精度を持って直接得点につながる動きをするだけではなく、その高い足元の技術を活かし前線で顔を出し、そのほかの攻撃陣のインシーニェ選手やカジェホン選手など自慢のサイドアタッカーにスペースを作りチャンスメイクをする事も出来るまさしく偽9番の役割を果たす事ができます。
機動力・そしてテクニックの高い選手を多くそろえるナポリにおいて状況に応じて起用に前線で仕事をするメルテンス選手は非常にフィットしていました。

■メルテンス選手の市場価値

昨季の活躍を受け、大きく評価を上げることに成功したメルテンス選手の現在の市場価値はどれくらいと言われているのでしょうか。

10月に「CIES」が発表した市場価値分析によると、メルテンス選手は昨季の活躍と今季も安定して活躍を見せていることから市場価値を急上昇させており現在の価値は8100万ユーロ(約103億円)と言われています。

メルテンス選手がPSVからナポリに移籍した際の金額が950万ユーロ(約13億円)と言われていますから、2013年と比べてかなりの市場価値の高騰と言えます。ナポリとしては思わぬ選手の市場価値の高騰に笑いが止まらない状態でしょうね。

現在30歳とサッカー選手としては決して若くない年齢のメルテンス選手ですが、それでも今季のサッカー選手の中での市場価値の高騰はトップクラスで、いかに昨季と今季の活躍が世界に認められているのかがこの市場価値を見ればわかりますね。

懸念されるのはその契約解除金。

クラブがメルテンス選手と2020年まで結んでいる契約を解除するのに必要な額は約40億円と現在の市場価値と言われている価格と比較するとかなり格安で、同様に高額の違約金を支払われユベントスに移籍した元エースのイグアイン選手と同じように引き抜きにあうのではないかと不安視されています。

■メルテンス選手のプライベートや性格は?

昨季注目度が急上昇し、イケメンのメルテンス選手ですが、気になる女性関係やプライベートはどのようなものなのでしょうか?
メルテンス選手はすでに結婚されておりお相手はカトリン・カークホフスさんという美人妻。

カトリンさんはメディアへの露出も高いようで、自らの整形歴を暴露したりメルテンス選手との夜の生活に言及したりとなかなか刺激の強い奥様のようです。(ベッドでは「エキセントリック」だそうです。)

そのほかにプライベートでの情報はあまり見つけることができませんでしたが、現在もカトリンさんとの関係もうまくいっており、奇想天外な行動をプライベートでは特にすることはないようですね。

■メルテンス選手の最新情報、ロシアでの活躍は?

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そんなメルテンス選手は今季の2017-18シーズンも好調をキープしており現在11試合に出場し10ゴール、得点ランキングも4位につけ好調をキープしています。所属するナポリも絶対王者ユベントスを抑え首位に立つ好調ぶりで、悲願のスクデット奪還も夢ではない状況です。

そんなナポリの行方を左右するのはメルテンス選手の活躍にかかっているといっても過言ではないでしょう。

またベルギー代表もワールドカップ予選を突破し、来年ロシアでメルテンス選手の姿を見るのが非常に楽しみですね。

30歳にして世界有数のFWとして注目されるメルテンス選手。スクデット、そして得点王争いに今後も注目ですね!

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