遅咲きの天才MF、ガンバ大阪の背番号10番倉田秋選手に注目!

■現在28歳、ガンバ大阪の10番を背負う万能MF

2018年、ロシアワールドカップの出場権をかけ、白熱するアジア最終予選。UAE戦で、ホームで敗北という苦しい状況から粘り強く状況を打開し、ついにグループ首位に立った日本代表に日本中が注目しています。

最終予選も残り3試合を残し、サウジアラビア・オーストラリア・イラクといずれも強豪との試合が残っている代表は今後も苦しい戦いを強いられるでしょう。

今回の予選では、今まで日本代表を背負ってきた名選手、本田選手や香川選手、岡崎選手の絶対的なポジションに割って入る若い世代の代表選手の台頭が特徴的です。ドイツの舞台で活躍するケルン所属の大迫選手や原口選手、現在ベルギーリーグで絶好調の久保選手などがその代表格でしょう。そんな中、出場機会を徐々に得だした遅咲きのMF、ガンバ大阪所属の倉田秋選手も注目の1人となっています。

今回は強豪ガンバで10番を背負う倉田選手について紹介していきます。

■倉田 秋 選手のプロフィール

1053″ src=”04/kurata87766″ “kurata87766″ =”768″ =”576” />

・フルネーム:倉田 秋(くらた しゅう)
・生年月日:1988年11月26日(28歳)
・身長/体重:172㎝/68kg
・出身地:大阪府高槻市
・主なポジション:MF(SH、OH、CMF)、FW(ST)
・現在所属チーム:ガンバ大阪(日本)
・所属チーム背番号:10
・主な所属歴:ガンバ大阪ユース()⇒ガンバ大阪⇒ジェフユナイテッド千葉⇒セレッソ大阪⇒ガンバ大阪
・代表歴:日本代表(2015-)、U14~U20日本代表

■倉田選手の特徴

倉田選手はMFとしてはほぼすべてのポジションをこなせるユーティリティを有しています。

もともとはボランチ(守備的なMF)としてゲームメイク、そしてセレッソ大阪時代は現在スペインのエイバルで活躍する乾選手・韓国代表のキム・ボギョン選手・清武選手などとともに3シャドーを構成しサイドハーフとしてのアタッカー役を、そして現在所属するガンバ大阪ではよりゲームメイク的な役割が必要となる攻撃的MFとしての役割とすべてのポジションにおいて高い実力を発揮しています。

特筆すべきはパスセンスでチャンスメイクの能力が非常に高いことが特徴です。もともとはボランチとして各世代別のゲームメイクを担当していただけあってJリーグでの試合でも何度も決定的なラストパスを供給しています。

また同様に自身でゴールを奪う決定力も兼ね備えています。ドリブルのタッチが細かく、スピードが速い為になかなかDFが捕まえることができず、またポジショニング能力、飛び出しのタイミングも優れているためシャドーストライカーとして、裏に抜け出しゴールを奪う能力も高いです。事実、セレッソ大阪に在籍した1シーズンで10ゴールガンバ大阪に復帰してからの3シーズンでは19ゴールを獲得しており、チームの重要な得点源として重宝されています。

同じくガンバ大阪に所属し、日本を代表するパサーとしていまだに絶対的なポジションを獲得している元日本代表のレジェンド、遠藤保仁選手と比較すると同じパサーでもタイプが異なり、倉田選手の方がより前線でのプレーが活きるスタイルといえるでしょう。

■倉田選手の経歴

1054″ src=”04/kurata870978″ “kurata870978″ =”790″ =”596” />

倉田選手は、元日本代表の稲本選手や家長選手、現在ドイツでプレーする宇佐美選手、若い世代の注目株の井手口選手や堂安選手など多くの有名プレイヤーを輩出した国内屈指の名門、ガンバ大阪ユース出身の選手です。

現在日本を代表するプレイヤーの本田圭介選手もガンバのジュニアユース(中学校世代)に所属していましたがユースに昇格することができず、高校サッカーへの道を歩んだという有名なエピソードが示すようにそれほどの名門の狭き門を潜り抜けてきた選手です。

そんな名門のユースをけん引してきた倉田選手はユース時代から有名選手で、その才能にも注目されていました。その証拠に各世代別の代表選手に選出され、エリート街道を歩んできたのです。

そんなエリート街道を歩んできた倉田選手ですが、トップチーム昇格後に名門ならではの挫折を味わいます。当時のガンバ大阪は国内屈指のMFが揃い、日本屈指の中盤の選手を揃えていました。

専門だったボランチの位置には日本のレジェンドの遠藤選手、また攻撃的なMFとして当時ガンバの10番をつけていた実力派MFの元日本代表、二川選手などいかに実力のある倉田選手といえどもデビュー当初はその厚い壁に阻まれなかなか出場機会を得ることができませんでした。

そんななか、倉田選手は出場機会を求め武者修行に出ます。

まずはJ2の千葉に移籍し早速レギュラーを獲得し9得点を挙げ、翌シーズンにはJ1のセレッソ大阪に移籍します。セレッソでは今までの役割からより攻撃の仕掛けの部分となる3シャドーの一角として乾選手らと魅力的な攻撃を展開し、攻撃の核としてレギュラーに定着、そのシーズンでは日本クラブ唯一のアジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント出場に大きく貢献しました。

この時の経験から元来のパス能力の高さに加えて、鋭いドリブル突破や飛び出しからの一撃必殺のゴール奪取能力が研ぎ澄まされてきたのでしょう。

修行先での活躍が認められ、倉田選手はまさかのJ2降格を味わった古巣ガンバに復帰します。シーズン終盤にけがを負ってしまいますが、それまでの活躍は長谷川健太監督も驚くMVP級の活躍を見せ、チームはJ1昇格をいとも簡単に達成し、倉田選手個人もレギュラーに定着、そして2015年の韓国戦で代表デビューを果たし注目度がさらに向上してきました。

■倉田選手の年俸について

倉田選手の年俸は現在3000万円といわれています。この年俸は数多いJリーグプレイヤーの中でも100位以内に入る高年俸になります。

ちなみに同僚の遠藤選手の年俸は1億5000万円といわれていますから、今後の活躍次第ではまだまだ年俸アップが期待できますね!

■倉田選手の性格・名言・家族など

倉田選手の性格は、本人いわく「適当な性格」らしく、部屋が汚いことを自身のインタビューで告白しています。

また、金髪でイケメンな風貌もあり、家族や彼女の情報についても気になるところですが残念ながらそのような情報は出ておらず、結婚や家族などの詳しい情報は不明です。

家族としては倉田選手は愛犬家としての情報があります。ヨークシャテリアのメスのミミちゃん(2002年時点で11か月)をかわいがっている様子が画像で掲載されています。

■倉田選手の最新情報

1052″ src=”04/kurata67898″ “kurata67898″ =”800″ =”600” />

2017シーズンのJリーグが開幕し、倉田選手はかつてデビュー当時に大きな壁として立ちはだかった天才、二川選手がつけていたエースナンバーの10番を背負い新たなシーズンに臨んでいます。

今季から1シーズン制の長い戦いとなるリーグ戦において現在5位と順調な滑り出しているガンバの攻撃的MFとして、活躍する倉田選手。直近、久しぶりとなるセレッソ大阪とのダービーマッチでは2-1と追いかける苦しい展開の中、土壇場に値千金の同点ゴールを決めており好調のようです。(腰痛を抱えており、その点は気になりますが、この試合では影響はなかったとのこと)

■倉田選手の評価

アジア最終予選でも徐々に出場機会をふやしつつある倉田選手。

ポジション的には清武選手や、現在売出し中の原口選手などデビュー当時と同様熱い選手層を誇る場所を争っています。現在の倉田選手の活躍、クラブでの位置を考えるといままでで最も評価されている時期でしょう。

まだ結果は思うようには出ていませんが、代表戦でもプレーの端々に高いパスセンスを感じさせるようなプレーが見られています。先で紹介したように、エリート街道を歩みながらそれでも地道に評価を高めてきた遅咲きの天才にはチャンスがあります。

ハリルホジッチ監督が求める「デュエル」と呼ばれる1対1の強さと、わかりやすいゴールやアシストという結果を出して、この激しいポジション争いを勝ち抜く姿を見てみたいですね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする