アルゼンチンを代表するストライカー、セルヒオ・アグエロ選手とは?

■スター軍団、マンチェスター・シティのエースストライカーに君臨

ついに今季のシーズンが開幕したイングランドプレミアリーグ。今季の優勝候補の一つに挙げられるのがペップ・グアルディオラ監督率いる富豪クラブ、マンチェスター・シティ(以下:シティ)でしょう。

お隣のマンチェスター・ユナイテッドのルカク選手やマティッチ選手への投資や、ネイマール選手の異次元の違約金、ミランの大量補強の話題で持ちきりのサッカー界ですが今季のシティはモナコのベルナルド・シウバ選手やトッテナムのカイル・ウォーカー選手など、実に290億円以上の費用を投入しており相変わらずの金満クラブぶりを見せています。

昨季、監督として初の無冠に終わったペップ監督として今季はなみなみならぬ決意を持って挑んでいるでしょう。そんなシティの中でストライカーとしての地位を長年保っているのが、アルゼンチン代表のストライカー、セルヒオ・アグエロ選手(以下:アグエロ選手)です。

アグエロ選手はその類まれな攻撃センスで、プレミアリーグの得点王争いに毎年のように絡む活躍を見せる頼れるストライカーで、その評価はワールドクラスのものです。

今回はそんなワールドクラスのストライカー、アグエロ選手についてその経歴やプレースタイル、移籍金やプライベートの部分まで注目し、ご紹介していきたいと思います。

■アグエロ選手のプロフィール

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まずはアグエロ選手の簡単なプロフィールからご紹介していきます

・本名:セルヒオ・レオネル・アグエロ・デル・カスティージョ

・愛称:クン

・国籍・アルゼンチン、スペイン

・出身地:キルメス(アルゼンチン)

・生年月日:1988年6月2日(29歳)

・身長/体重:173㎝/77kg

・利き足:右足

・ポジション:FW(CF)

・現所属チーム:マンチェスター・シティ(イングランド)

・背番号:10

・所属歴:インデペンディエンテ(アルゼンチン)→アトレティコ・マドリード(スペイン)→マンチェスター・シティ

・代表歴:アルゼンチンU-17~U23代表、アルゼンチン代表

・主な獲得タイトル:FIFAU-20ワールドカップ、北京オリンピック金メダル(2008)、UEFAヨーロッパリーグ、プレミアリーグ優勝(2回)、プレミアリーグ得点王(2014-2015)

■アグエロ選手の経歴

・アルゼンチン時代

アルゼンチンのインデペンディエンテでデビューしたアグエロ選手は2003年、何と15歳という若さでリーグデビューを果たします。

これはマラドーナ氏の持つ最年少記録を更新することになりました。徐々に出場数を伸ばしていったアグエロ選手は2005-2006シーズンで主力として活躍、ワールドユースなどでの活躍もあり、『ニューメッシ』と呼ばれ世界のクラブから注目を集めました。

バイエルンやバルセロナ、ビジャレアルなどの強豪クラブとの争いの結果、アルゼンチンの才能を獲得したのはスペインのアトレティコ・マドリード。当時のアトレティコの最高移籍金で加入したアグエロ選手はスペインで本格的なブレイクを果たします。

ちなみに、幼少期からバルセロナの下部組織で育ったメッシ選手と異なり、アルゼンチンのリーグでプレーしたアグエロ選手は地元ではメッシ選手以上の人気を誇る選手とも言われています。

・アトレティコ時代

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アトレティコ・マドリードに入団したアグエロ選手はクラブのアイドル、フェルナンド・トーレス選手と2トップを組み、移籍初年度から38試合に出場。ゴール数は少なかったものの、その高いポテンシャルを見せつけました。

トーレス選手がリバプールに移籍してからはのちにワールドカップ得点王にも輝くことになる、ウルグアイ代表のフォルラン選手と2トップを形成。

結果2007-2008年シーズン20得点を記録したアグエロ選手はチャンピオンズリーグ出場に大きく貢献しました。

その後のシーズンもフォルラン選手と強力2トップを形成し、ヨーロッパリーグ優勝などのタイトル獲得なども経験、2011シーズンには2007-2008シーズンと同じ20ゴールを記録し、再び得点ランク上位にランクインしました。

・マンチェスター・シティでの活躍

アトレティコのタイトル獲得などに大きく貢献したアグエロ選手は新たなクラブを模索、アトレティコに移籍した時と同様、ユベントスやチェルシー、レアル・マドリードが争奪戦に参加しましたが、結果的に現在所属するマンチェスター・シティへの入団が決定。

シティに入団してからの6シーズンのうち、実に4シーズンで20得点を超える活躍を見せ現在の立場を確保しています。

特に26ゴールを決めた2014-2015シーズンは自身初のプレミアリーグ得点王にも輝いています。

昨シーズンはブラジル期待の若手、ジェズス選手の登場により、一時はベンチスタートの時期を過ごしますが、ジェズス選手がけがで離脱したのをきっかけに再び、レギュラーの座にもどり終わってみれば20ゴールを獲得。3年連続の20ゴール越えを達成しています。

・代表での活躍

アグエロ選手は代表でも重要な存在としてプレーしています。特に若い世代での活躍は目覚ましく、2005年のワールドユースではメッシ選手ら今考えると超豪華なメンバーで優勝、FIFAU-20ワールドカップでも優勝、極めつけはU-23のメンバーで北京オリンピックでも金メダルを獲得すると輝かしい成績を残しています。

しかし、アルゼンチンのA代表ではいまだメジャータイトルにはあと一歩のところまで届いていません。2014年のブラジルワールドカップではドイツの前に惜しくも敗れ、次の大きな大会、コパ・アメリカでも決勝に進むもチリに決勝に敗れ悔しい思いをしています。

次のロシアワールドカップで初めてのメジャーなタイトルをとれるのかが非常に注目ポイントになりますね。

■アグエロ選手のプレースタイル

アグエロ選手の身長は173cmと世界のトッププレイヤーの中では決して大きな部類に入る体格ではありませんが、それを補って余りあるフィジカルの強さとテクニック、そしてスピードを持っています。

そして、FWとして様々な形からフィニッシュに持ち込むことのできるサッカーIQ、賢さを持っているのが特徴です。

・圧倒的に高いFWとしてのセンス

まずは得点を獲るための飛び出しやポジショニング、シュートを打つ判断を決めるセンスが抜群に高いことがあげられます。

相手の裏を抜けるタイミングやこぼれ球に対する反応、クロスの上がってくるタイミングでフリーになる位置などゴールを決めるタイミングで適切な行動をとれるセンスが高く、チャンスを見逃しません。

またボールを持っているときでも相手を一瞬ドリブルではずしコースを作ってのミドルシュートやダイレクトでのシュートなど実に様々な得点パターンを持っているのでDFとしてはマークしずらい選手です。(さらに一か所にとどまらず動き回っているタイプなのでDFとしては本当に嫌な選手でしょう)

・スピードとフィジカルとボールコントロール

ボールを持っているときもアグエロ選手は自らDF陣を突破し、状況を打開できる力強いドリブル突破という武器も持っています。

その技術の高さはトラップやポストプレイ、そしてダイレクトでのボレーシュートにも活かされており、サッカー選手としての総合力が非常に高いことがプレーを見ているとわかります。

・強烈かつ正確なシュート能力

この能力は世界で有数のFWであれば必ず持っている能力と言えますが、アグエロ選手は安定感が高く毎年多くのゴール数を叩き出していることがこれまでのシーズンの結果を見ればわかります。

マンチェスター・シティに加入してからのアグエロ選手のプレミアリーグでのゴール数は以下のようになっています。

2011-12:34試合23ゴール
2012-13:30試合12ゴール
2013-14:23試合17ゴール
2014-15:33試合26ゴール
2015-16:30試合24ゴール
2016-17:31試合20ゴール

これらの特徴をまとめると、アグエロ選手は決定力はもちろん、サッカー選手、特に攻撃的なサッカースキルはほぼ全てのものを兼ね備えた非常に総合力の高い選手であることがわかります。

仮にアグエロ選手をサイドの位置で起用しても仕事をしてくれるでしょう。

またアグエロ選手は世界トップクラスのFW陣の中でも非常に献身的な守備をすることでも有名です。

これだけなんでもできて、得点もできるアグエロ選手は監督にとっても貴重な存在でしょう。

これだけのゴール数をコンスタントに稼ぐには当然、迎えたチャンスをしっかりとゴールに沈める精度が必要になってきます。

アグエロ選手は簡単なゴールを確実にゲットする能力はもちろんのこと、先日提出いただきました成功事例についてある程度中距離からの強烈なシュートの精度も高いことが特徴です。

■アグエロ選手の市場価値、過去の移籍金は?

アグエロ選手がアルゼンチンのインデペンディエンテからアトレティコ・マドリードに加入した時の移籍金は2000万ユーロ(当時のアトレティコ史上最高額)と言われています。

またリーガの得点ランキングの2位を2回獲得したのち、現在所属するマンチェスター・シティに移籍した際の移籍金は推定4500万ユーロ、現在の日本円にして58億円という金額です。

昨冬にレアル・マドリード移籍が噂された報道では、現在のアグエロ選手の移籍金は80億円以上になっているといわれています。29歳にしてこれほどの市場価値をつけるアグエロ選手の実力は素晴らしいですね。

■アグエロ選手のプライベート、性格、名言は?

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アルゼンチンだけでなく世界を代表するFWでイケメンのアグエロ選手のプライベートはどのようなものでしょうか?

アグエロ選手は結婚・離婚を経験していますが、そのお相手が超有名人の娘なのは有名な話です。元妻の名はジャンニーナ・マラドーナさん。

伝説の5人抜きや神の手ゴールなど多くの逸話を持つレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏の次女です。

アグエロ選手とジャンニーナさんの間には男の子も産まれており、ベンハミン・アグエロ・マラドーナ君。
現在アトレティコ・マドリードの監督を務めるシメオネ氏の息子ジョバンニ・シメオネ選手など、2世選手の活躍も多くあるサッカー界。

アグエロ選手とマラドーナ氏の血を継ぐサラブレッドのベンハミン君もいつかサッカー選手としてプレーするのかも楽しみですね。

■アグエロ選手の最新情報、移籍の噂は?

大きな戦力補強の後もアグエロ選手はフィニッシャーとして開幕戦のスタメンに名を連ねています。開幕戦のブライトン戦でチームはやや苦しみながらも2-0での勝利を飾っており、アグエロ選手も得点王に向けてさっそくゴールを記録しています。

アグエロ選手自体の他チームへの移籍はなく、移籍期間は終了。今季もシティでのプレーとなります。

また、先日発表されたワールドカップ最終予選のメンバーとしてもアグエロ選手は選出されています。アルゼンチンはディバラ選手やイカルディ選手など若手のストライカーの躍進が激しく、ポジション争いが激しいことで有名ですがきっちりと選ばれているところはさすがアグエロ選手といったところです。(昨季ユベントスへの移籍で話題となったイグアイン選手は今回の招集では選外)

南米予選は早々に予選突破を決めたブラジル代表を除き、激しい混戦になっており最後まで本大会出場がどの国になるのかはわからない状況になっています。

現在アルゼンチン代表は5位とギリギリの位置(5位のチームはオセアニア王者とホーム&アウェイ方式のプレーオフで進出)にいますが、上位との差はほとんどない状態です。

実力通りのプレーができれば進出圏内に入ってくる可能性は高いアルゼンチン代表ですが、ゴールゲッターのアグエロ選手にアルゼンチンの命運がかかっていることは間違いありません。

アルゼンチンがいないワールドカップはさびしすぎるのでぜひとも予選は突破していただきたいところです。

クラブ・代表ともにエースストライカーの役割をこなすワールドクラスのアグエロ選手の今季の活躍に注目ですね。

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