銀河系軍団に現れた新たなるスター、イスコ選手とは?

■昨年MVP級の活躍を見せたジダン監督が信頼を置く若手

2016-2017シーズン、チャンピオンズリーグを制覇し2連覇という偉業を達成したスペインの名門、レアル・マドリード。

『銀河系軍団』といわれ、世界有数の選手を揃えるチームですが、今シーズンは昨シーズンと比べ、最強の破壊力を持つBBC(ベイル、ベンゼマ、Cロナウド)と呼ばれる3トップ、特にベイル選手が怪我の為にパフォーマンスを安定させることができませんでした。

そんな中、レアルは若い戦力が躍動。特に昨シーズン評価を高めたのが、バレンシアのカンテラ(下部組織)が育てた天才、マヒア(魔術師)の愛称で親しまれるテクニシャン、MFのイスコ選手です。

MVP級の活躍を昨季見せたイスコ選手は、レアルを率いるジダン監督の信頼をつかみ、今季も活躍・注目を浴びています。

今回はそんな、昨季MVP級の活躍を見せた、今後に要注目の次世代のスーパースター、スペイン代表イスコ選手についてその経歴やプレースタイル、プライベートや市場価値に注目しどのような選手なのかをご紹介していこうと思います。

■イスコ選手のプロフィール

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まずはイスコ選手の基本的なプロフィールからご紹介していきます。

・本名:フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス(通称:イスコ)

・愛称:マヒア(魔法)

・国籍:スペイン

・出身地:ベナルマデナ

・生年月日:1992年4月21日(25歳)

・身長/体重:176cm/74kg

・利き足:右足

・出身ユース:バレンシア(スペイン)

・ポジション:MF

・現所属:レアル・マドリード(スペイン)

・背番号:22

・所属歴:バレンシア(スペイン)→マラガ(スペイン)→レアル・マドリード

・代表歴:スペインU-16~U23代表、スペイン代表

・主な獲得タイトル:UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップ など

■イスコ選手の経歴

・下位チームをCL進出へ導いた天才

イスコ選手は名門バレンシアの下部組織で成長し、プロデビューもバレンシアの下部組織(Bチーム、3部リーグ)で果たしています。2010年にトップリーグデビューを果たすとその試合で2ゴールと鮮烈なデビューを見せたイスコ選手は、当時4部に降格したチームを中心にプレーし、3部昇格に大きく貢献します。

各年代の代表に選出され、下部リーグではシーズン15ゴールを記録するなど活躍をしたイスコ選手ですが、トップチームへの定着はできず出場機会を求め、リーガ1部のマラガに600万ユーロで移籍し出場機会をさっそく確保したイスコ選手はそのシーズン32試合に出場し、5得点を挙げチームの中心選手に。

なんとこのシーズン躍進を見せたマラガはリーグを4位でフィニッシュする快挙を達成し、CLへの出場権を獲得。この大健闘のチームの中心にいたイスコ選手はビッグクラブからの注目を受け、マンチェスター・シティやチェルシーなどプレミアのビッグクラブを中心に争奪戦が繰り広げられましたがついに2013シーズンからは現在所属する世界トックラスの名門、レアル・マドリードへの移籍を果たします。

・実力は高い評価を得るものの苦労したレアル・マドリード入団後

レアル・マドリードに入団後はアンチェロッティ監督をはじめとした歴代の監督たちに高い評価をもらいながらも、厚い選手層やイスコ選手のゲームメイカーとしての特性が活かされないシステムへの変更などがあり、レギュラーを奪取するには至りませんでした。

しかし、出場した試合ではその美しいテクニックをいかんなく発揮。またインサイドハーフへのコンバートに苦しみながらも適応したりと高いサッカーセンスを見せていました。

そして転機となった2016-2017シーズン。ベイル選手を怪我で欠くことの多かったレアルではイスコ選手の出場機会が増え、リーグ戦30試合で10ゴールとキャリアハイの記録を樹立。リーガの制覇に大きく貢献しただけでなく、CLでも貴重なゴールを決め、決勝進出に大きく貢献するなどその期待に応えこれまでのシーズンで最高の働きを見せました。

昨シーズン行われた調査ではイスコ選手とベイル選手のどちらをレギュラーにするべきか?という投票でイスコ選手が勝つという状況になったのがニュースでありましたが、今シーズンはようやくレギュラーとして定着し、開幕を迎えています。

■イスコ選手のプレースタイル

「魔術師」とも呼ばれるイスコ選手の最大の特徴はその名の通り、非常に高い足元の技術力でしょう。

ゲームメイクの役割としてそして直接得点に絡む動きも秀逸なイスコ選手は守備への貢献度も高く、現代サッカーにおける攻撃的MFとしては必要な能力を多く兼ね備えています。イスコ選手の存在は昨シーズンまでBBCに依存していたレアルマドリードの戦術に大きな変化をもたらしました。

イスコ選手の足元の技術は世界最高レベルとの評価を受けており、ダブルタッチや足裏の技術など両足を正確に使いこなします。

フォーメーションの変更によってインサイドハーフなどのポジションも器用にこなすことができますが、もっとも得意なポジションはトップ下の位置です。

同じように最高峰のテクニックを持つスペイン代表のイニエスタ選手が『スペインの未来』と語るように、現代のファンタジスタです。

その正確な技術はキックにも反映されており、中盤でボールキープし最高のタイミングでスルーパスを通します。

イスコ選手はボールを待つタイプの選手でピッチを走り回り顔を出し、ボールを引き出す動きも秀逸で運動量が要求される現代のサッカーおいて攻撃的中盤の選手として要求される要素をすべて兼ね備えていると言ってもいいでしょう。

このように非常に頼りになるプレースタイルを持っているイスコ選手。そのプレーぶりを現指揮官のジダン監督は非常に信頼しており3連覇、そしてCL・リーグ・カップ戦の3冠を目指すレアルにとって必要不可欠な選手になっています。

イスコ選手の柔らかく、正確なボールタッチの技術は背格好では異なるものの、まさに現役時代のジダン選手を彷彿とさせるものがあり、実際にジダン監督もイスコ選手のプレーを「技術的には私と同じレベルにある」とコメントしています。

ジダン選手と異なるところではゴール前での俊敏さやゴールに直接関わるような動きで、自らも多く得点をとり、先日行われたワールドカップ予選のイタリア戦では屈強なDFとブッフォン選手を相手に個人技で2ゴールを挙げる活躍も見せています。

■イスコ選手の市場価値は?

ジダン監督にその実力を認められ、高いテクニックを披露しついに定位置を確保しつつあるイスコ選手の市場価値はどのようなものになっているのでしょうか?

イスコ選手がマラガに移籍した際は前述のように600万ユーロ(約8億円)という、価格でした。

当時バレンシアでのトップチームの出場はわずか4試合でほとんどを下部リーグで過ごしたにも関わらず、各年代の代表に選出され中心選手として活躍するなど才能を評価されての価格でしょう。

この金額から、イスコ選手の将来性の高さを周囲がすでに大きく評価していたことがわかります。
マラガを夢のCLに導いたイスコ選手が、レアル・マドリードへ移籍した際の移籍金は非公開ですが、報道ではおよそ3000万ユーロ(およそ38億円)と呼ばれています。

活躍したとはいえ、8億円からの大幅アップで単純計算で30億円の利益を得たマラガは、非常にいい買い物をしたといえます。
反対に、ここまでの市場価値を予期できず、イスコ選手を売却してしまったバレンシアにとっては悔しい選択肢の一つになってしまったことは言うまでもありませんね。

25歳といい年齢にあるイスコ選手。現在は先発にも名を連ね、非売品扱いされているでしょうが、昨シーズンでの活躍と最近の移籍市場での選手の価値高騰もあってイスコ選手を獲得する為には38億円以上の資金を用意する必要が有るのは間違いないでしょう。

■イスコ選手のプライベート

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プレーもさながら容姿もイケメンなイスコ選手のプライベートはどのようなモノなのでしょうか?

イスコ選手には彼女(妻?)がいるようで、お名前はヴィクトリアさんという美人なお方です(残念ながら彼女についての詳しい情報はありません)。
2014年には二人の間に子供も生まれており、イスコ選手はサッカーを離れればパパになります。

またイスコ選手の憧れの選手はメッシ選手とのこと。そういわれてみれば、細かいタッチでアウトサイドなどを使いながら相手DF陣をするするとすり抜けていく姿はメッシ選手を思い起こすようですね。

イスコ選手のメッシ選手好きは相当なもののようで、「メッシ」というラブラドール・レトリーバーを飼っているそうです。

息子さんととった写真で、レアルのユニフォームで写真を撮っているものがあり息子さんがメッシモデルのスパイクを履いていたことも話題になりました。

■イスコ選手の最新情報?

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2016-17シーズンでその評価を世界トップレベルの中盤と言われるほどに高め、長年苦しんだレギュラー争いを勝ち抜いたイスコ選手は前述の通り2017-2018シーズンで先発をつかみ安定した出場機会を獲得しています。

イスコ選手を含め、守備的な位置にブラジル代表のカゼミーロ選手、精密機械のような安定したプレーを見せるドイツ代表のクロース選手、そしてこちらも世界最高峰の攻撃的選手として知られるクロアチア代表のモドリッチ選手と世界一豪華といってもいい中盤を揃えるレアル・マドリード。

リーグ戦は苦しい滑り出しを強いられている銀河系軍団ですが、今年もチャンピオンズリーグにおいては優勝候補の筆頭といえるでしょう。

またイスコ選手はレアルと新たに2022年まで契約を更新。

一部メディアによると違約金は910億円でネイマール選手の4倍に設定されているとのこと。

レアルにとってイスコ選手は非売品なのでしょう。

今後もスペインの未来といわれるファンタジスタ、イスコ選手のプレーから目が離せませんね!

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