【さよならオスカル特集】中国移籍を選んだ大物列伝①

■近年の移籍市場で欠かせない話題になる中国マネーの移籍の存在

季節は冬に差し掛かり、冬の移籍シーズンが始まりました。

冬の移籍市場は夏ほど長期間でなく、またシーズン中の移籍となるため激しい動きはあまりありませんが、先日早々にチェルシーに所属するブラジル代表のテクニシャンのオスカル選手が中国の上海上港に移籍することが発表されました。

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近年の移籍市場において中国マネーの話題は欠かせないものになってきました。高度の経済成長によりビッグマネーが動く中国のサッカー事情。ミランの方は今冬の買収は破談となりましたが、名門インテルにも中国マネーが流れ込み有名選手の流出も昔よりも顕著になっています。

もともとアジアへの有名選手の移籍は選手にとってはステップダウンとなり、昔はキャリアの全盛期を過ぎた有名選手たちが豊富な資金を持つカタールなどの中東クラブに移籍するという流れでした。しかし、その移籍金や年俸のスケールの大きさがすごい為全盛期の選手も移籍を行うケースもしばしば見られます。

今回はオスカル選手の移籍で話題となっている中国の大物選手に注目し、シリーズで紹介していきたいと思います。

■中国へのビッグプレイヤー移籍の象徴?ブラジル代表のフッキ選手

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中国に移籍した有名選手としてまず名前が挙がるのがこのブラジル代表のパワープレイヤーのフッキ選手でしょう。

もともとはポルトガルの名門ポルトやロシアの名門ゼニトなどでプレーした経験もあるフッキ選手。

記憶に新しいブラジルワールドカップでは今回中国移籍が発表されたオスカル選手や、バルセロナのクラックであるネイマール選手、レアルに所属する世界最高のSB、マルセロ選手などと一緒にレギュラーとして活躍したゴリゴリの現役選手です。

また古くからの日本のサッカーファンの間ではおなじみの話ですが、かつてフッキ選手は10代のころから日本のJリーグの川崎フロンターレや東京ヴェルディ、コンサドーレ札幌でプレーした経験を持つ選手です。

特にヴェルディ時代はそのパワーとテクニックから得点を量産し、J2の得点王に輝いた経歴もあります。

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コンサドーレ時代はリーグ2位の25得点、翌シーズンの東京ヴェルディ時代には40試合で37得点と歴代最多タイの記録を叩き出し怪物的な活躍を見せました。

その後ヴェルディを退団したフッキ選手はポルトガルの名門ポルトへ移籍。

日本での在籍時代からレッドカードが多く問題行動もありましたが着実に結果を出し、2010シーズンからコンビを組んだこちらも世界的ストライカーのコロンビア代表のラダメル・ファルカオ選手とゴールを量産し、世界屈指のストライカーの一人に名を連ねることになりました。

その後ロシアのゼニトに移籍したフッキ選手は4シーズンの間中心選手としてプレーし、昨年の6月に実に68億円ともいわれる移籍金で中国の上海上港への移籍が発表され、現在中国でプレーしています。

フッキ選手の最大の特徴はその”ハルク”と形容される肉体から繰り出される圧倒的なフィジカル面でしょう。

競り合いになればまず当たり負けすることなく、相手にゴリゴリと突っ込んでいけば並みのDFでは止めることはできません。
そのフィジカルにブラジル人選手特有のテクニックが乗るということを考えるとDFにとっては本当に対峙したくない相手です。

そんなフッキ選手相手にはもちろんDFは距離をとって守備をするのですがフッキ選手にはもう一つ、強烈なミドルシュートがあり何度も強烈なシュートを叩き込んだ実績を持ちます。

そんな重戦車のようなプレースタイルを持つフッキ選手はFWとしての役割はもちろんサイドプレイヤーとして強烈なカットインとミドルシュートでの武器も使える選手で近年ではゼニト、ブラジル代表でのサイドプレイヤーという印象が濃いかもしれません。

■ロシア移籍から見えるフッキ選手の価値観

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フッキ選手の実力、実績を考えればヨーロッパの名門チームでのプレーも容易だったでしょう。しかしポルトから移籍したゼニトもお金を持っているチームで知られており、当時の年俸は10億円以上だったとも言われています。

選手それぞれの価値観があり、特に南米の選手はお金をたくさん得ることを夢にサッカー選手になる傾向も強い為、名門よりも給料を選んで移籍するフッキ選手にとっては20億円以上の年俸を用意した中国への移籍は至極当然の決断だったのでしょう。

その決断が間違っているとは思いませんが、いちサッカーファンとしてはヨーロッパの舞台でフッキ選手のようなスタープレイヤを見れなくなるのは少しさみしい気がしますね。

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