ロシアワールドカップアジア最終予選直前!日本の中盤のポジション争いに注目。

●現在最もレギュラー定着に近い2人は?

前回はロシアワールドカップに向けて最もポジション争いの激しい場所の一つである中盤の底、その中で精神的支柱としこれまでの日本代表を支えてきた長谷部誠選手に注目してきました。

今回の予選では長谷部選手の先発が濃厚でその役割から考えてもハリルホジッチ監督の中で優先順位が高いのは明らかでしょう。

では2枚の中盤の底を引く日本代表のもう1枚のレギュラーはだれか。

以前の日本代表において絶対的な安定感をもたらしていた遠藤選手(ガンバ大阪)の後継者として活躍が期待されている選手で直近のメンバー候補として最も近いと予測されるのが、それぞれに個性を持つ柏木選手と山口選手でしょう。

今回はそんなレギュラー候補の二人をピックアップし、紹介していきたいと思います。

●走れるファンタジスタ。浦和で才能を発揮する柏木陽介 選手(浦和レッズ)

441″ src=”2016/08/Ckashiwagi01″ “kashiwa” =”548″ =”414″ />

現在、前線への攻撃参加や、パスの供給源としての以前の遠藤選手のような役割に最も近いのが浦和レッズ所属の柏木陽介選手でしょう。

柏木選手はサンフレッチェ広島にてプロデビューを果たしました。

実は若いころから才能には注目されており、U-20の代表時は日本の10番を背負いプレーしていた才能あふれるプレイヤーです。

柏木選手の特徴は何といってもそのボールコントロール。

もともとボランチではなく攻撃的なMFを務めていた選手の特徴もあり、非常に正確なキックで決定的なラストパスを送ったり、フリーキックを見事に決める選手です。

その役割から浦和レッズでは10番を背負い、チームにリズムをもたらす重要な役割になっています。

その線の細さ、実は筋トレが嫌いとのことでフィジカルに不安はありますが、かつては「走れるファンタジスタ」とも形容され、テクニックを前面に押し出すタイプの選手には珍しく、走行距離も多くボランチ向きな選手といえます。

弱点は前述したように、フィジカル面に不安があるということ。

タフさが要求されるアジア最終予選ではどのような役割で投入されるかはわかりませんが、どの程度アジアの予選の激しさに耐えられるかがレギュラー定着のカギとなります。

●ボール奪取力No.1、頼れる守備職人、山口螢 選手

442″ src=”2016/08/hotaru_yamaguchi1-500×333″ “hotaru_yamaguchi1-500×333″ =”572″ =”381” />

高い位置でのプレスと1対1の強さ、ハリルホジッチの要求する選手一人一人が「デュエル」するサッカーには非常に重要な選手になるであろう現在セレッソ大阪に所属する山口螢選手です。

山口選手はセレッソユース生え抜きの選手で、若くからチームの期待を受け、あらゆるカテゴリで出場してきました。

そんな山口選手が最も注目されたのは2012年のロンドンオリンピックでした。

現在はマンチェスターユナイテッドで活躍するマタ選手などを要する強豪スペインを相手に中盤の底からさまざまなチャンスを摘み取り、安定したプレーを披露し予選リーグの首位通過に貢献します。

その後A代表に召集され、激戦区のボランチ争いに加わりました。

山口選手の特徴は何といってもそのボール奪取力。

守備の際は周りの関係性を見ながらのポジショニングが抜群で、ひとたび1対1になればフィジカルの強さで相手の攻撃を摘み取ります。ピッチ内を走り回るスタミナを持っており、まさにハリルホジッチ監督の必要としている選手のイメージとしては非常にフィットしていると思います。

この能力に関してはかつての今野選手のように日本有数といえる能力でしょう。

また攻撃の面でももともと攻撃的な選手として各カテゴリで活躍していた経緯もあり、パスやミドルシュートも十分な戦力となります。

課題は最近のクラブチームでの活躍でしょう。

去年末にドイツ、ハノーファーに移籍をしましたが、代表戦のケガの影響でほとんど試合に出場できず、現在はセレッソに戻ってきています。

クラブでの活躍や成長を重んじるハリル監督的には残念なようで、日本への復帰を「うれしくない」と意思表明しており、また復帰後のセレッソでも圧倒的な活躍が見られていないことが不安ではありますが・・・。

しかし、今回の最終予選ははいつも通り召集された山口選手。

監督からは「帰国はうれしくはないが、能力は認めている。」という旨のコメントや居残り練習など、タフなアジア最終予選の先発は山口選手が濃厚となるかと思われます。

初戦のUAE戦、相手のエース、オマル選手を無力化するために、その持ち味を活かして活躍を期待したいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする