代表復帰なるか!?復活した愛すべき悪童、バロテッリ選手とは?

■今季フランスの地で復活した愛すべき『悪童』

サッカー界には、昨季限りで現役生活の引退を発表したドイツ代表のキャプテン、フィリップ・ラーム選手などそのプレーだけでなくその模範的な姿勢でファンから愛される選手がいます。その一方でサッカーの才能は間違いなくあるものの、ピッチの内外で様々な問題を起こす『悪童』と呼ばれるプレーヤーがいます。現代のサッカー界で『悪童』と聞いてあげられる代表的な選手の一人が、元イタリア代表で数々のビッグクラブを渡り歩いているバロテッリ選手でしょう。

圧倒的なフィジカルと高いテクニックでストライカーとして素晴らしい才能を持つバロテッリ選手ですがその素行で損をすることもしばしば。
ついにスランプに陥り、今季は今まで所属したビッグクラブと比べると規模の小さい、フランスのニースに移籍。もう終わったかと思われていました。

しかし、昨季シーズンが始まるとバロテッリ選手とニースは大躍進。モナコ、PSGに続くリーグ戦3位に躍進したニースは予備予選からながらチャンピオンズリーグへの切符を獲得。バロテッリ選手自身もシーズン15ゴール(リーグ6位)と復活の兆しを見せました。

今回はフランスで復活の兆しを見せ、言動にも徐々に変化の見えてきた、未完の大器、マリオ・バロテッリ選手についてそのプレースタイルや経歴、過去に起こした事件などをピックアップしてご紹介していきたいと思います。

■バロテッリ選手のプロフィールは?

まずはバロテッリ選手の基本的なプロフィールからご紹介していきましょう。

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・本名:マリオ・バルウアー・バロテッリ

・国籍:イタリア・ガーナ

・出身地:パレルモ(イタリア)

・生年月日:1990年8月12日(26歳)

・身長/体重:189㎝/88kg

・利き足:右足

・ポジション:FW(CF)

・現所属:OGCニース(フランス)

・背番号:9

・所属歴:ルメッツァーネ(イタリア)→インテル・ミラノ(イタリア)→マンチェスター・シティ(イングランド)→ACミラン(イタリア)→リバプール(イングランド)→ACミラン(レンタル)→OGCニース

・代表歴:イタリアU-21代表、イタリア代表

・主な獲得タイトル:UEFA欧州選手権得点王(2012)、UEFAチャンピオンズリーグ、セリエA、プレミアリーグなど

この経歴を見ればバロテッリ選手がいかにビッグクラブに求められ、多くのチームでプレーしたことがわかります。また獲得したタイトルも個人としてもチームとしても素晴らしい記録ですね。

■バロテッリ選手のプレースタイルは?

バロテッリ選手はフィジカルをベースに足もとのテクニックも高い調子のいい時には手が付けられない圧倒的な破壊力を持ったプレイヤーです。

まずはゴール前での競り合いの強さ。鍛え上げられた肉体は当たり負けせず空中戦などでは強さを発揮します。

またゴール前だけではなくミドルレンジからのシュートも強烈でスペースが開けば貪欲にシュートを狙っていくストライカーといったタイプの選手と言えますね。

フィジカルの面が目立ちますが足元のテクニックも素晴らしいものを持っており前線の起点となり精度の高いポストプレーでチャンスを演出することができます。

課題になってくるのはやはり調子にムラがあることでしょう。フィジカルが強く競り合いも強いのですが、執拗にマークしてくる相手にイラつき、試合中にカードを受けてしまったりモチベーションが下がってしまいゲームから消えてしまうこともあるため監督としては使いづらい選手でもありますね。

しかし冒頭でも言った通り、調子のいい時はまさにワールドクラスの活躍を見せ、特にインテル時代やマンチェスター・シティ時代は相手を恐怖に陥れました。

■バロテッリ選手の経歴は?

ガーナ移民のバルウアー夫妻の元に生まれたバロテッリ選手でしたが、幼少期は極貧生活を過ごしたバロテッリ選手。3歳の時にイタリア人のバロテッリ夫妻に養子として引き取られイタリアのルメッツァーネユースに入団しセリエCからデビューしました。

その才能を認められたバロテッリ選手はイタリア屈指の名門インテルと2006年に契約。17歳でセリエAデビューを果たしました。デビューイヤーで3ゴールを挙げ注目を集めたバロテッリ選手は翌シーズンに8ゴール、その翌シーズンには9ゴールと徐々に成績を伸ばしていき2007シーズンから2009-10シーズンまでのインテルの3連覇と2009-10シーズンにはチャンピオンズリーグの制覇に大きく貢献、知名度も上がりました。

一方バロテッリ選手の代名詞(?)となっている問題行動もこのころから注目され、ACミランのユニフォームをテレビ番組で着たり、サポーターとの衝突など悪童と呼ばれるきっかけを作りました。

問題行動を見せながらもその高いポテンシャルを評価されていたバロテッリ選手は2010年に2400万ポンドでかつての恩師、マンチーニ監督率いるマンチェスター・シティに移籍します。

マンチェスター・シティではいきなりデビュー戦でゴールを決めインパクトを残すものの膝の負傷などもあり出場は17試合にとどまりましたが、翌2011-12シーズンには23試合に出場し13ゴールを挙げリーグ優勝に大きく貢献しました。

ここまで順調だったバロテッリ選手でしたが問題行動は依然治らず、徐々に監督、チームと関係が悪化。さらに翌2012-2013シーズンはシーズンを通して低調なパフォーマンスに終わったことからACミランに移籍することになります。

シーズン途中の加入にも関わらずバロテッリは故郷イタリアの地で大爆発、13試合の出場で12ゴールという活躍で復活をアピール。

しかしその後移籍したリバプールでバロテッリはリーグ戦1ゴールしかとることができず、ファンの期待を裏切る形に。やむなく戻ったミランでも以前のような活躍はできずリーグ戦1ゴールと散々な結果に終わってしまいました。

しかし「バロテッリは終わったのでは?」とささやかれる中、フランスのニースに移籍。ここで復活を遂げたバロテッリ選手はリーグ戦15ゴールを記録しニースの3位への躍進に大きく貢献。これまで問題になっていた行動の面も改善され大きな事件も起こすことなくシーズンが終わり性格面でも変化が見られだしました。

そんなバロテッリ選手はニースと契約を更新。今季もフランスリーグで戦うこととなりました。

イタリア代表でもバロテッリ選手は活躍。特にイタリアが決勝まで駒を進めたEURO2012ではドイツ相手に豪快な2ゴールを叩き込み大爆発し、2014年のワールドカップにも出場しています。

しかし、度重なる問題行動やパフォーマンスの低下から徐々に監督の信頼を失ったバロテッリ選手はワールドカップ後は代表に召集されることはなくなり、現在は代表とは無縁の存在になってしまっています。

■バロテッリ選手のプライベートや性格は?

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バロテッリ選手のプライベートで外せないのはやはりピッチ内外での問題行動でしょう。

試合中相手に対してイラつきやすいバロテッリ選手はラフプレーや相手選手、サポーターへの挑発行為で何度も問題になっていますし、マンチェスター・シティ在籍時には親善試合とはいえゴール前の決定的な場面で軽率なヒールキックを披露しゴールを外しマンチーニ監督を激怒させたりと理解に苦しむ行動を起こすこともしばしば。

またピッチ外では同じくマンチェスター・シティ在籍時代に自宅のなぜか浴室で花火をし、家事騒ぎを起こすなどの珍事件も多数起こしています。

しかし、これらの行動は幼いころから人種差別やいじめを受けてきた反動であるとの分析もあります。

珍事件で見えにくい部分ではありますが、ホームレスの男性に寄付をしたり、路上で本を売る青年に対して施しを与えたり、いじめを許せない性格など熱い部分もあり、一概に性格の悪い人間という解釈はできません。

また現在所属するニースでの昨季は得に問題行動を起こすことなく過ごしたことから周囲の人間から心を入れ替えたといわれておりバロテッリ選手のイタリア代表への復帰を後押しする声も見られました。

■バロテッリ選手の最新情報や移籍の噂は?

問題行動を起こす悪童ながらも憎めない側面もあり、ある意味ファンから愛されるバロテッリ選手。

本人は代表への復帰の意欲はあるようですが、前線には2014年と違いインモービレ選手やヴェロッティ選手など豊富なタレントを持つイタリア代表。心を入れ替えたとはいえ、2018年にロシアで彼の姿を見られる可能性はきわめて低いでしょう。

しかし、今シーズンニースで昨シーズン以上の活躍を見せれば可能性は0ではありません。実際に復帰の噂はあるものの、噂されたプレーオフでは代表召集はなりませんでした。

イタリア代表の秘密兵器として青のユニフォームに袖を通している姿を個人的には見たいです。

今後も愛すべき悪童、バロテッリ選手のプレーに注目ですね!

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