「悪童」バロテッリの凋落。怪物のキャリアを狂わせた要因とは。

●センセーショナルなデビューを果たした怪物

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最近サッカーを見だしたというサッカーファンには馴染みがないかもしれないマリオ・バロテッリ選手。

実は前々回のドイツワールドカップではイタリア代表のエースストライカーとしてメディアを騒がせた逸材なのですが、最近はめっきり名前を聞かなくなりました。

現在まだ26歳のバロテッリですが、もはや過去の人のような扱いになっています。

マリオ・バロテッリ選手はガーナ系の両親のもとで生まれイタリア人の両親に育てれました。

世界中の注目が集まったのはインテル時代。当初は世界的なメンバーがそろっていたインテルの中で10代の男がとんでもないパワーとスピードとテクニックでゴールを量産していたのです。

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アフリカ系特有の鋼の肉体を持ったバロテッリ選手は屈強なセリエAの中でも決して当たり負けせず、誰もが未来のスーパースターの誕生を予感していました。

ただし、若さゆえかプライドの高いバロテッリはこのころからファンへの暴言や仲間との喧嘩、試合中の態度など、「悪童」と呼ばれる片鱗を見せていました。

しかし、そこは実力主義の世界。

当時セリエAの中では無敵を誇っていたインテルにおいてバロテッリの驚異的な得点能力には疑いようがなく、徐々にレギュラーとして定着していきました。

キャリアの方は順調なステップアップを経ていきます。

イタリア市民権を獲得しU-21イタリア代表への抜擢とクラブチームでも好不調の波は激しいものの好調のときは並みのDFでは歯が立たないほど当時のバロテッリは輝いていました。

その後は鳴り物入りで当時ビッグマネーの投入でビッグクラブへの道を歩んでいたマンチーニ監督が指揮を執るマンチェスター・シティへ入団。

シーズン序盤からけがに泣かされたものの、持ち前の破壊力でゴールを量産しプレーヤーとしての評価は得るものの、このころから私生活での「悪童」ぶりが加速します。

●数々の問題行動で「悪童」の異名も・・・

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バロテッリが起こした問題は多すぎてここでは書ききれませんが、ストーリーとして有名なものは2つでしょう。

まずはマンCのマンチーニ監督を激怒させたヒールキック事件。

プレシーズンとはいえ、プレー中にこのよう態度を見せれば誰でも怒りますよね(笑)

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そしてマンチェスターダービー前夜自宅の浴室で花火パーティーを開催し、火事騒ぎを起こす浴室家事騒ぎ事件です。

この事件の後、非難を浴びたバロテッリはマンチェスターダービーで2得点を挙げ(これがすごい)パフォーマンスで見せたTシャツに「WHY ALWAYS ME?(なぜいつも俺なんだ?)」

と書かれていたことは非常に有名な出来事です。

●バロテッリを狂わせた「時代」の到来

その後ミランへの移籍。

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シーズン途中ながら13試合で12ゴールを挙げるなどチームを救う活躍をした後は徐々に衰退していきます。

ルイス・スアレスの後釜として加入したリバプールではなかなかゴールを挙げることができず、その後ミランへレンタル。

帰ってきた後も以前のような活躍はできず、現在レンタルバックでリヴァプールへ復帰。

クロップ監督の構想外となっています。

様々な戦術・監督がビッグクラブに浸透している昨今、前線からでも積極的にプレスをかける「守れるFW」の需要が上がっていく昨今、バロテッリのような王様タイプの選手には住みにくいサッカー界になっているのでしょう。

(王様プレイが通用するのはメッシやイブラヒモビッチくらいでしょうか…いずれもトップ選手ばかりですね。)

●クラブの品格にこだわらなければ活躍の可能性も

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そんなバロテッリ選手にも光明はあるでしょう。

イタリアの小規模クラブ、いわゆるプロビンチャのチームではまだまだ主力ストライカーを軸にしたいわゆる一昔前の王様サッカーを展開するチームは多くあります。

特にイタリアは中盤の攻防も比較的ゆっくりといわれている舞台ですのでバロテッリのようなタイプのプレイヤーは適応しやすいのではないかと思います。

よい例として、昨シーズンは残念ながら降格してしまいましたが、その前のシーズンに残留したベローナのようなチーム。

ベローナは円熟期を迎えた元得点王で生粋のストライカータイプのルカ・トーニ選手を前線に配置し、中心としたサッカーで残留、トーニはなんと38歳にして得点王に輝きました。

実際にイタリアのプロビンチャ、サッスオーロが興味を示しているという噂があります。プライドの高いバロテッリ選手の少しの妥協があれば、なんてことはない必ず王様としてプレーできるでしょう。

オランダの名門アヤックスからのオファーも噂されていますが、個人的にはもう一度あのポテンシャルにあふれたゴールシーンを見てみたい自分としてはサッスオーロへの移籍を希望します(笑)

(高額の移籍金を払えればの話ですが・・・)

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